あのファッションECの大躍進を支え続けるSaaS型プラットフォーム|WD ONLINE

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特別企画 [PR] Web Designing 2019年4月号

あのファッションECの大躍進を支え続けるSaaS型プラットフォーム 売り上げ急成長の鍵はCMSにあった

自社でECサイトを運営する企業にとって、CMSの選択と運用は事業の成否を大きく左右する。アパレル業界で躍進を続ける「DoCLASSE」のCMO藤原尚也さんと、同社のサイト構築を10年間支援しているフューチャーショップ代表取締役星野裕子さんに大規模ECサイト運用のポイントを聞いた。
Photo:黒田彰

DoCLASSE
輝く大人の女性・男性のためのファッション通販DoCLASSE(ドゥクラッセ)。2009年に自社ECをフューチャーショップで開設以来、急速に成長を遂げ、登録会員数は86万人。最近の月間PVは4000万を超える規模となっている

 

あのファッションECの大躍進を支え続けるSaaS型プラットフォーム

星野裕子(以下星野): 偶然なことに、ちょうど今日(2019年1月19日)が契約から10年目なんですよ。当初からECで成長されるという予感を持っていましたが、運用が実際に始まったらアクセスも受注数の伸びも私たちの予想を大きく超えるものでした。

藤原尚也(以下藤原): カタログ通販からのスタートですぐECに取り組んだケースは珍しいかもしれませんね。現在店舗と電話からの注文を含めた、DoCLASSEとfitfitのグループ2社全体の売り上げは270億円規模で、ECは70億円を占めています。

星野: すごいなと思うのは、この売り上げが独自ドメインのECサイトだけで生み出されていることです。

藤原: 通常この規模になるとECはパッケージを導入してゼロベースでの開発となることが多いのですが、機能追加のたびに契約して検証していたら今の成長スピードにはとても対応しきれなかったと思います。SaaSであってもニーズに確実に応え、数字で結果を出していけるプラットフォームはフューチャーショップさん以外には見当たりません。また、アパレル通販はカタログのクリエイティブ次第で売り上げが約4倍程度変わってしまう厳しい世界です。当然ECでもブランドの世界観を損ねてはいけませんが、フューチャーショップはデザインカスタマイズ性の高さでこの課題もクリアしてくれました。

星野: アクセス集中や受注データ数の急速な増加に対応できるようDB(データベース)や検索速度の改善を行ってきましたが、何より私たちのプラットフォームの強みをうまく引き出して使っていただいていることに感謝しています。今後もECの急成長に伴うリスクは私たちが責任を持って担います!

星野裕子(Yuko Hoshino)
(株)フューチャーショップ 代表取締役。「commerce creatorの柔軟な機能はブランドの急な成長にも対応できます」
藤原尚也(Naoya Fujiwara)
(株)DoCLASSE(ドゥクラッセ) CMO兼Web事業長。「LINEからのアクセスが毎週1回50万PVありますので、一瞬でも止めてしまったらアウトです」

 

毎分1万アクセスの“LINE砲”にも耐える

藤原: この5年でWebやスマホからの流入が増え、商品ラインアップも新しいニーズに合わせたいという考えがありました。そこで秋・冬シーズンの新商品「マジカルサーモコート」の展開に合わせ、ECサイトも2018年9月にリニューアルすることになりました。

星野: ご相談を受けた際にfutureshopのCMS機能「commerce creator(コマースクリエイター)」のレスポンシブにもアダプティブ(デバイス最適化)にも対応できる機能や、サイトの要素を「パーツ」単位で組み合わせて更新できる機能をぜひ使いたいというご要望を頂きました。サービスインは9月を予定していたのですが、これまで10年培った信頼関係がありましたので急遽リリース前から順次機能を利用いただけるよう開発を進めました。

藤原: この新しいCMSがなければ、LINEプロモーションなども実現不可能だったかもしれません。

星野: テレビCMや経済番組で話題になったこともありますが、特にLINEからの流入が凄かったですね。現在「お友だち」は364万人いて、配信直後の15分で15万PVのアクセスがありました。正直なところリリース間もないcommerce creatorがこのアクセス集中に耐えられるかプレッシャーもありましたが、これは杞憂に終わりました。

藤原: キャンペーンの実施で直帰率に加え、ページの遷移率やCVR(コンバージョン率)も大きく改善して我々が目指している形に近づきました。短期間で要望を実現できたのはフューチャーショップのサポート体制とcommerce creatorがあってこそです。

星野: commerce creatorがブランドのさらなる成長戦略に貢献できて私たちも自分ごととして嬉しいです。

futureshop
15年以上の実績を持ち、現在2,400店舗が採用しているSaaS型ECサイト構築プラットフォーム。2018年9月より新たなCMS機能「commerce creator(コマースクリエイター)」の追加でレスポンシブとアダプティブ両方のデザインに対応可能となった
新商品「マジカルサーモコート」のCMやLINEキャンペーンでアクセスが集中。しかし、commerce creatorはこの負荷を凌ぎきり、一時的な在庫切れに対しても「予定在庫」を表示することで機会損失を防ぐことができた

企画協力:株式会社フューチャーショップ https://www.future-shop.jp/

掲載号

Web Designing 2019年4月号

Web Designing 2019年4月号

2019年2月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

CMSの見直しで、Web品質と業務・組織を改善せよ!

サンプルデータはこちらから

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Webビジネスの成否に直結する!

CMS 2.0
新時代の常識

顧客との接点やエンゲージメントを高めるために必須のWebサイト。
その基盤となるCMSを、予算や自社都合だけで選んでいませんか?


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今や企業サイトの6割以上がCMS(コンテンツ管理システム)を導入していると言われています。
専門知識がなくてもサイトの更新や管理ができるのが特長のCMSですが、
これをただの「サイト運用ツール」だと思っているなら、
それは大きな機会損失を招いている可能性があります。

顧客へ認知やエンゲージを高めるために必須であるWebサイト、
そのコンテンツを有効に活用するための基盤となるCMSは、
今後のWebビジネスの勝敗を左右する大事なポイントなのです。
さらに、今あるサイト運用上のさまざまな課題も、
CMSを理解することで解消されるのです!


また、現在CMSと呼ばれるものは3,000以上存在しています。
中には業界や用途に特化したものもさまざまです。
そんなCMS、予算や担当部署の都合だけで簡単に選んでいませんか?

では、CMSをビジネスの基盤とし、武器として120%活用するためにはどんなことを考え、
どんな準備や選考基準が必要でしょうか。
そして、限られたリソースや少ないコストで成果を出すにはどうすればいいのでしょうか。



Web Designing 4月号(2月18日発売)では、
新規Webビジネスを立ち上げる際、どんなCMSを選べばいいか、今やりたいことを実現させるために
CMSを乗り換えるならどうすればいいか、既存のCMSをもっと活かすにはどうすればいいかなど、
もはやWebビジネスに欠かすことができないCMSの
これからの活かし方や課題の解決方法をさまざまなシチュエーションに立って解説します。


【対象読者&課題】
■とりあえず無料のCMSにしてみたものの、実際の運用にさまざまな課題が出てきた
■現在自社に導入されているCMSでは、やりたい新規Webビジネスが思うように実現できそうにない
■運用の使い勝手がいいCMSが知りたい
■予算は少ないが、企業サイトだけに素人が適当に作るのは抵抗がある
■CMS構築及びWebサイト制作、そしてその後の運用まで信頼できるパートナーを見つけたい
■「自社で簡単に作れる」という触れ込みを鵜呑みにした結果、現場が混乱&疲弊している


【予定内容】
●CMSこそがWebビジネスの勝敗を左右する

●CHAPTER1 CMSを“知る”
  01_CMSの定義や仕組みを知る
機能の違いやトレンド
02_WordPressが選ばれる理由と利用時の注意点
機能性、開発力で課題を解決
03_CMS導入がもたらすビジネスメリット
投稿の質と働き方を向上

●CHAPTER2 CMSを“選ぶ”
   01_ビジネス最適化につながるCMS選びのための準備
決め手は、選ぶ前の準備作業
02_具体例で学ぶCMSの選び方
「運用」や「保守」を意識した選択

【 CMSとセキュリティ 】 Web制作のプロが教える~CMSとセキュリティ“9つ”の金言
【 編集部が厳選! 】企業サイト・メディアで安心して使える商用CMS 17選!
【 Column 】 管理画面を変えたUXデザイン
【 Column 】 Webサイトのセキュリティのために~知っておきたいハッカーのこと

●CHAPTER3 CMSを“運用/活用する”
01_中長期的に考えるCMSの運用と体制づくり 
持ち腐れにしない、積極的な活用を!
02_これからの新常識は「CMSマーケティング」だ! 
まだWebサイトの更新にしか使ってないの?

【 CaseStudy 】 CMSで実現したリード獲得と新たな営業フロー/「Hint Clip」 共同印刷

ほか