本質的に物事を実現するテクニカルディレクター集団|WD ONLINE

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本質的に物事を実現するテクニカルディレクター集団

2018年9月に、おそらく世界初となるテクニカルディレクターだけで構成された組織「BASSDRUM(ベースドラム)」が設立されました。国内有数のテクニカルディレクターが参加していますが、彼らばなぜ手を組み、何を実現しようとしているのでしょうか?

Tex:鍛治屋敷 圭昭
広告代理店にてマーケティング職などを経たのち、2014年にプログラマーとしてAID-DCC Inc.に入社。2018年2月、テクニカルディレクター・コレクティブ「BASSDRUM」を設立。

 

世の中に溶けていくWebの技術

もはやどこまでを「Web業界」と呼ぶのかわからないほど、その業務はとても広範囲に渡っています。かつては情報を整理し、見やすくまとめたサイトをつくることが主要な業務でした。しかし今では、ビッグデータと機械学習が、あらゆるコンテンツをパーソナライズして自動生成するところまできています。また、その技術はブラウザ外へも広がり、Web制作会社が現実空間でのインタラクティブなシステムやテーマパークのアトラクションなどを制作することも珍しくなくなりました。

Web業界がいままで培ってきた技術は、こうして世の中のあらゆる場所に溶け込んでいます。ブラウザ内に留まらない、「汎用的な技術を武器とした業界」になっているのです。

テクニカルディレクターの真の役割

そのような状況の中、プロジェクトの課題は複雑化し、未知の領域にぶつかることが増えています。紙の上で考え、会議で議論を交わしているだけでは答えが出ない。本当に実現できるのか。果たしてそれは、どんな体験になるのか。そこで必要とされるのが、「テクニカルディレクター」という職能です。プロトタイプで体験の検証をし、技術力と幅広い知識をもとに実現方法を設計し、適切なチームを組む。ときには自らも手を動かし、プロジェクトを着地させます。

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掲載号

Web Designing 2019年2月号

Web Designing 2019年2月号

2018年12月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

Web制作会社の動向でわかる!IT業界の2019年

サンプルデータはこちらから

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アンケートとインタビューで浮き彫りにする
Web制作業界の今とこれから

Web制作のリアル 2019

●この5年、Webの役割はどう変わった?
●どんな業務が増え、どんな仕事が減った?
●Web制作以外で広げたい業務は?
●会社として求める人材像は?
●強化したい知識やスキルは?

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デジタル全盛の今、加速度的にWeb制作の現場も変化しています。
ほんの5年前と比べてもスマホの普及やインフラの進化、さらにはAIなど技術的潮流の変化もさることながら、
それらに伴う消費者の行動変化は今までないスピードになっています。

そんな中、デジタルを駆使した課題解決のプロであるWeb制作会社/Web制作者は、
「サイト制作」だけを請け負う存在ではなくなりました。
ブランディングやプロジェクトの上流から参加するコンサルティング、アプリやビジネスツールの開発、
IoT、AI、はたまた採用やコーポレートアイデンティティの構築まで、その仕事の領域は大きく広がっています。

なぜそんなことが起きているのでしょうか。
Web制作という仕事にはそういった新しい領域の課題を解決し、次世代の要望を実現するスキルとノウハウがあるからです。
デジタルを中心とした現代のビジネスは、そんな「パートナー」を求めているのです。

では、そんなWeb制作会社やWeb制作者は何に力を入れ、これからどこへ向かおうとしているのでしょうか。
本特集では、独自アンケートとインタビューによる調査を実施し、Web制作会社の現在の経営戦略や現場の生の声を徹底収集。
過去5年間からの現場の変化を鑑みながら、Webを中心としたデジタル時代の今と近未来を考えてみようと思います。




■[第1部]Web制作白書2019・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Web制作という仕事が登場して20年強。この仕事の形は大きく変化を遂げてきました。
かつてデザインを中心としたその仕事は、今や単なる制作に留まらぬ、実に幅の広い仕事になっています。
Web制作に携わる人達が何を考え、どう働き、どこを目指しているのか。
その点をさまざまな角度から尋ね、その結果をグラフとコメントで構成しました。

Web制作とは今、どんな仕事なのか。そしてこれからどう変化していこうとしているのか。
その結果からは驚きの今と未来が見えてきます。



■[第2部]時代がWebクリエイターを求め始めている! Web制作の今とこれから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・「デザイン経営宣言」をWeb制作者観点から読み解く

[Chapter1]Web制作とクリエイティブの今・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・Web業界の変化と活路
 主に仕事の内容について、打ち上げ花火的なプロモーションの激減、クリエイティブという言葉が引き連れる意味の変遷など、
 Web制作が表現からクライアントの課題解決へと向かっている根拠を探ります。

・Web制作12社が考える「いま現場で必要とされる能力とは?」
 現場では、デザイナーであればデザインを、プログラマーであればコーディングを、という枠組みだけでなく、両者の知識やコミュニケーション能力など、職能が
 広がっている状況を把握します。

・デザインの力は企業になにをもたらすのか?_サイバーエジェント執行役員 佐藤洋介
 いまのWeb制作としての職能をどう育てるのかについて、対個人的、組織論的なアプローチで育成についてのヒントを解説します。
 同様に、個人がどのようにその能力を身につけることができるのか、日常の生活、毎日の仕事のなかでいかにアンテナを張り、知見をためていけるのでしょうか。

・Web制作会社進化論~広がる業務領域~


[Chapter2]制作会社が知っておきたい今ドキのクライアント事情・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予算策定までのプロセス、要件定義の考え方、社内事情。制作会社に発注したい企業にも、「やりたくてもできない」理由があります。
現在の企業がWebビジネスを行う際、どのような課題や障壁があるのでしょうか。

・クライアントとの適切な関係をつくる「予算や見積もりの考え方」
・濃密で長期の関係を築く方法


など