[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

将棋情報局

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


(終局直後の様子。主催者インタビューが行われた)

(勝った西山女王)

――お疲れさまでした。▲5五銀(37手目)とぶつけられたところは
西山 あまり予想していなかったです。△6五銀と△5五同銀とどれもありそうというところでした。どれも微妙に自信がないと思っていました。本譜もある進行と思っていました。

――中盤以降の指し回しについて
西山 調子よく見えたのですが実際は難解だったかと悲観していました。

――△6九金(68手目)と打ったところは攻めがつながりそうに見えた
西山 まだそのあたりは自信があって指していたわけではないです。

――勝ちになったのはどのあたりからですか
西山 最後の△6八銀(110手目)と絡んだところで1手速いかなと思いました。

――陣屋対局では他棋戦も含めて5連敗中だった
西山 かなり意識していました。6連敗にならなくてよかったです。

――第2局に向けて
西山 第2局はすぐなのでしっかり準備して臨みたいと思います。

(敗れた甲斐女流五段)

――居飛車穴熊から積極的に▲5五銀とぶつけたところは
甲斐 やってみたかった手でした。

――その後の左銀がさばけなかったように見えたが
甲斐 確かに左の銀が目標になる変化もけっこうあって、自信のある順がなかなか見えなかったです。▲2七飛(51手目)と引くあたりで変化する順があったのかと思います。飛車がすごく負担になってしまいました。

――△9五桂(84手目)に▲7八金と埋めたところは
甲斐 穴熊が一瞬堅くはなったんですけど、相手に迫る順が見えなかったのでちょっと苦しいのかという感じでした。

――対局者として最後の陣屋対局になるが
甲斐 本当に素晴らしいお部屋で対局させていただけてすごく心遣いもしていただきとてもいい環境でした。ありがたかったです。

――桜色のお召し物だったが陣屋の春を意識されてか
甲斐 母のものです。気に入ってまして、第1局に着ようと思っていました。

(生姜)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


第1局は112手までで西山女王が勝ちました。終局時刻は17時9分。消費時間は、▲甲斐3時間0分、△西山2時間55分。第2局は4月19日(水)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われます。

(玉響)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


いよいよ甲斐女流五段の残り時間がなくなってきました。形勢もさぞ苦しいと思いきや、互角に戻したとの評判です。大盤解説会の会場では形勢のヨリが戻ったことに「おおーっ」と声が上がりました。
上図では▲9六歩が有力とされていましたが、甲斐女流五段は▲6八金と歩を払いました。この手が悪手なのではと控室。以下△8七桂不成▲同銀△7九馬と進んでいます。

(生姜)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


時刻は16時を回りました。形勢は後手よしですが、大きな差はついておらず、激戦の攻め合いが続いています。

ここまで進んでみると、双方の飛車の働きの差が形勢につながっているといえるでしょう。先手は2七飛が使えるかどうか。控室からは「(2七飛を)一気に置き去りにした」という声もあり、西山女王がうまく立ち回った様子がわかります。

(最後の陣屋対局を迎える甲斐女流五段。女王の勢いに対し、崩れずに頑張っている)

(生姜)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


(現地大盤解説会は4年ぶりの開催となった)

(飛び入りゲストで登場した高野秀六段)

(野原女流初段)

(深浦九段と高野秀六段のコンビ。両者は奨励会同期の関係だ)

(高野秀六段とのユーモラスな掛け合いで会場から笑いもあった)


(生姜)