[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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対局場の常磐ホテルでは、15年ほど前から将棋のタイトル戦が数多く行われています(さらに遡ると、1954年に王将戦を開催した記録あり)。ホテルのギャラリーでは、「名人の小径」と題して、当地で行われた将棋及び囲碁のタイトル戦の写真や資料が展示されています。


(ホテル2階の廊下がギャラリー)



(前期のマイナビ女子オープン第2局の写真も飾られている)

(前期の対局者である西山女王と挑戦者・里見香奈女流四冠=現女流五冠の色紙)

(往年の名棋士たちの色紙も)
本日のブログ更新は以上で終了です。明日は10時に対局が開始されます。どうぞお楽しみに。
(睡蓮)

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18時からは、関係者のみでの夕食会が開かれました。


(マイナビ出版代表取締役の角竹氏からあいさつ)
今日は少し天気がぐずつきましたが、明日は晴れると伺っています。素晴らしい天候、素晴らしい風景の中で、素晴らしい対局が繰り広げられることを祈念しております。


(乾杯の発声は日本将棋連盟常務理事の森下九段が行った)
全国のファンが待ち望んでおられます。正々堂々と正面から戦うような将棋を期待しております。


(笑顔を見せる両対局者)

(乾杯)

(両対局者が明日に向けての意気込みを述べる。まずは西山女王)
明日はいただいた最高の対局環境に自分の出来る限り応えられるように、気を引き締めて頑張りたいと思います。


(続いて甲斐女流五段)
常磐ホテルさんには初めて伺いました。趣あるお部屋やお庭を拝見して、こうしたところで対局できるのは幸せなことだとしみじみ感じました。第1局を終えて、西山女王の懐の深さや豪快さ、しなやかさといった、たくさんの魅力を感じました。第2局は自分の力を出しきって、精一杯対局に臨みたいと思います。


(両対局者は、決意表明を終えたところで退室。夕食は自室で取った)

(夕食会の最後に、立会人の飯野八段から締めの言葉があった)
昔、将棋界の先人が「将棋は人生の縮図なり」という言葉を残してくださいました。明日の意気込みを聞いていると、西山女王は堂々として風格が出てきました。今日の甲斐女流五段は、とても穏やかな表情に見えました。人生も将棋も、一歩歩き始めれば千差万別です。今回のシリーズは甲斐さんにとって、少し違った雰囲気の中ですが、これが人生、一局の将棋だと思って話を聞いていました。また、「棋は対話」という言葉もあります。間近で見るのは最後になるかもしれない甲斐さんの対局姿を目に焼きつけて、盤上でどのような語らいをするのかを見守りながら、立会人の責任を果たしたいと思います。

(睡蓮)

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検分のあとは、西山女王、甲斐女流五段の順で前日インタビューに応じました。


(西山女王。将棋の調子について問われると、一時期は感覚に狂いがあったが、それは改善されてきたと話していた)

(インタビュー中は笑顔も多く見られた)

(西山女王のインタビュー動画)


(甲斐女流五段。こちらも表情は柔らかい)

(西山女王の将棋は豪快さの中に繊細さもあり、懐の深さを感じるという)

(甲斐女流五段のインタビュー動画)

(睡蓮)

第16期 >> 五番勝負第2局

検分

2023.04.18

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記念撮影のあとは、そのまま対局室に移動して検分を行いました。棋具は日本将棋連盟所蔵の品を使います。


(西山女王。常磐ホテルは5年前にタイトル戦での初勝利を挙げた場所で、当地では過去3戦して負けなしだ)

(甲斐女流五段。こちらは常磐ホテルでの対局は今回が初めて)

(駒は大竹竹風作の菱湖書だ)

(対局環境は申し分なく、数分で検分終了となった)
(睡蓮)

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両対局者をはじめとした関係者一行は、本日15時20分頃に対局場の常磐ホテルに到着。16時15分頃から、ホテルの庭園で記念撮影を行いました。


(両対局者でのツーショット)

(左から記録係の北尾まどか女流二段、甲斐女流五段、立会人の飯野健二八段、西山女王、マイナビ出版代表取締役の角竹輝紀氏、日本将棋連盟常務理事の森下卓九段)

(庭園の中央にあるケヤキの大樹をバックに)

(最後にツーショットをもう1枚)
(睡蓮)