[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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15時からは、将棋情報局のYouTubeチャンネルで動画中継が行われます。解説は井出隼平五段です。あわせてご覧ください。

【第17期マイナビ女子オープン チャレンジマッチ中継】
https://www.youtube.com/watch?v=tPQtYaKSFVQ

★放送の流れ
一斉予選組み合わせ抽選
決勝トーナメント準決勝解説
決勝トーナメント決勝解説
勝利者インタビュー

(睡蓮)

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参加選手はまず、予選リーグを戦います。1リーグは4名あるいは3名で、2勝通過・2敗失格です。予選リーグ通過者は、三つある決勝トーナメントのいずれかに振り分けられます。各トーナメントの優勝者3名が、一斉予選に進出です。

■スケジュール
8:15 受付開始
9:00 受付終了
9:10 開会式
9:45~10:35 予選リーグ1回戦
10:45~11:35 予選リーグ2回戦
11:45~12:35 予選リーグ3回戦
12:35~13:35 休憩
13:45~14:35 決勝トーナメント1回戦
14:45~15:35 決勝トーナメント2回戦
15:45~16:35 決勝トーナメント準決勝
16:45~17:35 決勝トーナメント決勝

(睡蓮)

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チャレンジマッチの持ち時間は、チェスクロック使用で各15分、切れたら1手30秒未満の秒読みです。ただし、対局の進行が大幅に遅れてしまった場合には、持ち時間が各15分から各10分になる場合があります。
千日手が成立した場合は、先後を入れ替えて速やかに指し直します。指し直し局の持ち時間は、千日手局の残り時間をそのまま引き継ぎます。千日手が2回続けて成立した場合は、持ち時間なし、初手から1手10秒未満の秒読みで指し直し局を行います。
相入玉は、27点に満たない側が負け、同点の場合は後手勝ちになります(27点法)。

(睡蓮)

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17期目を迎えるマイナビ女子オープンは、3期ぶりの開催となるチャレンジマッチから開幕します。西山朋佳女王への挑戦権獲得を巡る戦いがここから始まります。
チャレンジマッチの参加資格は、奨励会員(3級以下)と研修会員を含めた、有段者のアマチュア女性です(元女流棋士は除く)。
対局場は、東京都中央区「マイナビPLACE」(選手と関係者以外は入場できません)。2勝通過・2敗失格の予選リーグのあと、決勝トーナメントが三つに分かれて戦われ、各トーナメントの優勝者3名が7月29日(土)に行われる一斉予選に進みます。
当サイトではブログで会場の様子をレポートとするとともに、決勝トーナメント準決勝6局のうち3局と、決勝3局の棋譜中継を行います。中継担当は銀杏、文、紋蛇、睡蓮です。よろしくお願いいたします。

(睡蓮)

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感想戦終了後、防衛を決めた西山女王にインタビューが行われました。

――甲斐女流五段と朗らかに感想戦をする姿が印象的だった。
大盤解説会場でもお話ししたんですけど、お互いのお家で指した唯一の方で、東京に来てからもすぐ早くからよくしてくださって、変わらず奨励会時代から接してくださっていて、二段、三段時代から指していただいていました。甲斐さんは将棋を楽しんで指されているなというのが伝わってくる方で、私もうつるというか、楽しんで将棋が指せたな、というシリーズでした。
――ストレートでの防衛。3-0という実感はあるか。
全然なくて。今日の最終盤も「第4局だな」と思いながら指していましたし、第1局も第2局も苦しい展開が長かったので。普段は振り飛車を指すことが多い甲斐さんですけど、居飛車で調整してこられたのは、自分が指される場合の課題もあるのかなという気がしていたので、そういう面でも勉強になるシリーズでした。
――6連覇の次、7連覇の先については。
今回もギリギリのところでの防衛だったと思っていて、あまり大きなことはいえないかなと思っているので、地道に棋力を伸ばしていくことを意識して取り組んでいきたいと思います。

――引退が決まった相手との戦いだった。
引退を決意されて最後に指せないで終わってしまうというのは、お世話になっているというのもありましたし、残念だなと思っていたので、番勝負で教わることができて本当によかったなと思っています。自分自身、最後と意識をされる方と将棋を指す機会は今後もあまりないと思うので、学びの多いシリーズでした。
――甲斐女流五段には敗れた対局もある。
勝った将棋もギリギリで、負けた将棋は完敗ということが甲斐さんとは多かったので、序盤の作戦で引けを取らないようにしないと厳しいシリーズになると思っていました。
――甲斐さんの「マイナビ女子オープンで指すことができてよかった」という言葉をどう受け止めたか。
いろいろな面でお世話になっていることもありますし、最初に獲得したタイトルとおっしゃっていて、大事な思い出をいただいたと思っています。今後に生かしていきたいと思います。

――藤沢の対局で藤色の着物をよく召されている。
これ自前なんですよ。どこかで着用したいと思っていて、せっかくだから遊行寺さんでと。去年、確かつるのさんと色味がかぶったことがあって(笑)。あえて今回も着させていただきました。
――今後の抱負は。
獲得した瞬間から防衛戦は始まっていると思うので、来年開催していただくにあたって、ふさわしい将棋が指せるように日々を過ごしていきたいと思います。

(文)