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9月号「イメージと読みの将棋観・Ⅱ」のテーマ3、4

2016.08.01 | 鈴木健二

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みなさま、こんにちは。将棋世界編集部の鈴木です。

将棋世界9月号(8月3日発売)に掲載する「イメージと読みの将棋観・Ⅱ」(文・構成 鈴木宏彦)のテーマを、一足先に公開いたします。
今回は、後半のテーマ3と4です。

テーマ3

午前5時54分の勝負手


実戦。いま先手が2五の桂を取ったところ。後手の手番でどう指しますか。形勢をどう見ますか。

平成20年A級順位戦の▲佐藤康光九段対△木村一基八段戦。持将棋指し直し局の終盤で、時刻はなんと朝の5時54分。▲2五飛と桂を取られた木村は、歯を食いしばって次の手を指した。

現在、王位戦で奮闘している木村八段。指したのは「根性の一手」でした。
 

  テーマ4

上手芸は、いまもあるか?


(イラスト、加賀さやか)

花村元司九段、灘蓮照九段……。昔の棋士は駒落ちの上手がうまかったといわれる。トップ棋士と飛車落ちで指すような下手に、二枚落として指す。そんな棋士がいた。
いまでもそんなことって、ありえますか?



6人の棋士の読みと見解については、8月3日発売の「将棋世界9月号」をお読みください。ワイド版はこちら