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手番別勝率1位は誰だ!?

2015.11.20 | 小野寺隼

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最近、エクセルの技術が向上したと編集部内で評判の小野寺です。

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もうすぐ発売の本誌1月号付録では「現役プロ棋士データブック」を作りました。
私はデータやコラム欄を担当し、いくつかのデータを集計しました。
その中から、手番別勝率をちょっとだけ紹介しましょう。

・2012年度で、先手番の勝率がいちばん高かった棋士は?
           答え「有森浩三七段」
・2013年度で、後手番の勝率がいちばん高かった棋士は?
           答え「高田尚平六段」

有森七段は7勝1敗で勝率0.875。2位は宮田敦史六段で、13勝2敗の勝率0.867。
接戦でしたが有森七段が1位となりました。

高田六段は8勝1敗で0.889。2位に入った永瀬拓矢六段の勝率は0.815(22勝5敗)で、こちらも8割越えです。

ほかにも、たとえば2014年の後手番3位:渡辺大夢四段という結果を見ると、「フリークラス脱出の原動力になったのか……」と、いろいろ気がつくことがあって面白いです。

本誌発売は12月3日です。
みなさまお楽しみに!