みなさんこんにちは。
眠いときは積極的に寝るようにしている編集部の島田です。
本日、編集部に新刊書籍が2冊届きました!
皆さんお待ちかねの「中座の横歩取り」と「奇襲研究所」です。
「奇襲研究所」の発売記念ニコ生放送は来週金曜日です!
みなさん、タイムシフト予約をお忘れなく。
私も天野さんのお手伝いで出演します.
お手柔らかにお願いします。
さて、前回「将棋クエストで嬉野流を使ってみた」では、飛車先不交換型(↓)に粉砕された私。
これはきついっす。棒銀くらっちゃいます。
そこで、読みましたよ「第1章 第3節 嬉野流対策 飛先不交換型」。
今日はここをちょいとご紹介致します。まじですごい変化なんで、みなさん、チビらないでくださいね。
問題の図はこうです。
後手は速攻棒銀の構え。この図を見て、「え?▲2四歩突けるじゃん」と思ったあなた、安心してください、私と同じです。
でもこの局面で▲2四歩と突くと先手が負けます。
ここポイントです。
詳しくは本書をご覧ください。
で、どうやってこの棒銀を受けるかなんですが、・・・どうすると思います??
(シンキングタイム)
正解はなんとびっくりの▲6六歩!!
まじ!?なにこれ?
この手が天野さんのいうところの「違和感のある最善手」。
違和感というか、△6六同角で序盤早々一歩損するんですが、大丈夫ですか!?天野さん。
ここからの手順は嬉野流の真骨頂。▲6七銀△3三角▲5六歩!
一歩が犠牲になりましたが一手を稼いで角道が通りました。これで△7五銀にも▲2四歩でこっちの方が早い!
すげー。マジすげー嬉野流。
出だしもさることながら受け方も奇想天外です。こりゃ効きますよ。
って、ん?
今回は▲6六歩に△同角と取ってきたから良かったけど、▲6六歩なんか無視して△7五銀としてきたらどうするのよ?
まだ角道も通ってないし、後手の棒銀が受からない・・・ように見えますがご安心ください!この場合も、ものすごい受け方が用意されていているんです。
すべては書籍に書いてあります。
私、恥ずかしながら初めて読んだとき思わず「へぇー!」って声出しちゃいました。きっとみなさんもこの本を読んだら何回か言うと思います。
と、そこまで読んで将棋クエストで嬉野流を採用した私、そうしたらついに勝てました!いやー、うれしい、そして気持ちいい。
皆さんも本書で勉強してネット将棋で勝ちまくりましょう!
「奇襲研究所 ~嬉野流編~」は来週土曜日発売です。お楽しみに。
それではみなさん、よい週末将棋ライフを!