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皆さんこんにちは。
編集部の島田です。
今見つかっている最大の素数は２の5788万5161乗－１だそうです。
どんだけでかいねん。
そして、二上達也先生の「将棋魔法陣 －二上達也詰将棋作品集－」の出庫可能在庫は残り51冊です。
こっちは少ないです。残りわずかです。迷っている方はお早めにどうぞ。
偶然にも51も素数だ！と思った私ですが、よく考えたら51は素数ではありませんでした。無念。
さてさて、昨日編集部に新刊の見本が届きました！
長岡先生の「ひと目の角換わり」と田中先生の「角道オープン向かい飛車徹底ガイド」です。発売日は今月の24日、もういくつ寝ると発売日です。
私は角換わりの方は紹介していなかったので、今日はそれでいきます。
今回は本書の中で私的に使える！と思った手筋を一つご紹介します。
まずは、心頭滅却して次の図を見てください。
一見何の変哲もない角換わり腰掛け銀の序盤ですが、ここでピーンと来た人は鋭い！！
少なくとも私より強いです。
ここでは先手にいいーーーー手があるんです。後手の形が△４一玉・６一金だから成立する手なんですが、分かりますか？
（シンキングタイム）
分かりましたね？
そうです！答えは▲４五銀！です。
△４五同銀に・・・？
▲６三角！！以下△５二金▲４五角成で馬ができました。
いやーよかったよかった。
ん？待てよ？
▲４五銀のときに△５五銀とかわされたらどうなるんでしょう？
あるいは▲４五銀△６三銀▲３四銀に△４七角と打たれたら？？
ご安心ください。我らが長岡先生、その辺りのケアは万全です。
全部この本に書いてあります。
今回紹介したものは本筋とは少しはずれた「こんな手もあるよ」という類の問題でしたが、「ひと目の角換わり」は基本的に初手から角換わりの定跡をなぞるように進行していきます。
こんな感じです。
一問一答を解きながら最後まで読み終えたときには角換わり定跡マスターになっているという寸法です。
文庫で読みやすい、しかも安い。
素晴しい本ですね。
発売は来週です。
角換わりを指している人も、これから指したい方もぜひ読んでいただきたい一冊です。
宜しくお願いいたします。
