今年も残すところ十日あまりとなりました。要するに年末です。
それにしても、近年はクリスマスムードの立ち上がりが早く、早々と年末気分に追い込まれます。年末が1カ月続いているような気がして、うんざりしちゃいました。
もうクリスマスなんて、○○○○○○○○だあ!
(孤独な中年の叫びをお許しください)
週刊将棋は12月31日号が1月7日号との合併号になります。いつもより8ページ増の32ページで定価据え置き。お買い得です。
この合併号も、1カ月くらい前から構想を練ります。タイトル戦は入るのか、どんな特集を企画するか。棋戦の進行をにらみながら、あれこれ考えます。
合併号のことを考え出したら、もう気分は年末です。編集長になってから毎年毎年、ながーい年末を過ごしております。
タイトル戦の後半が2週続けてあったりすると、次の号にタイトル戦が入るのかどうか、ギリギリまで分からなかったりします。そういうときは2パターンの予定を立てて準備しますが、それが2棋戦、3棋戦と重なってくると、もうなるようになれと開き直るしかありません。全部あったときのパターンと、全部なかったときのパターンだけ考えて、あとは結果を見てから考えます。
この年末も竜王戦と女流王座戦が長引いていれば、そういう状態になっていました。週刊紙ですから、当然ですけどね。
2年前には米長邦雄永世棋聖が年末に亡くなりました。合併号は急遽予定を変更し、1面と32面を米長死去の記事で作りました。
今年はそんなことがないように、穏やかな年末になることを祈っています。