Macでビットコイン取引にチャレンジ!|MacFan

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流れとコツを理解すれば「一攫千金」も夢じゃない!?

Macでビットコイン取引にチャレンジ!

文●小平淳一写真●黒田彰

それでは実際に、Macでのビットコインの取引を始めてみましょう。ここではアカウントの開設から実際の取引までの流れに沿って、それぞれのコツを開設します。しっかりと理解すれば、損失のリスクを抑えられます。

STEP 1▶︎取引サービスを選ぶ

POINT

●「取引所」と「販売所」の違い
●「現物取引」と「レバレッジ取引」の違い

まずは取引業者の選定から始まります。国内の仮想通貨の取引サービスは、現在16社が金融庁から「仮想通貨交換業者」として認定され、別の15社が登録申請中(みなし業者)という状況です。

取引サービスを選ぶポイントはいくつかありますが、まず最初に覚えておきたいのは、取引サービスには「取引所」と「販売所」の2種類があるということ。簡単にいえば、取引所はユーザ同士でビットコインの売買を行う場所であり、販売所は販売業者から売買する場所だといえます。細かな説明は割愛しますが、取引所は安値で買える可能性がある一方で、いざというときに売買が成立しない可能性があり、一方販売所は、割高になりがちですが、決済が簡単でスピーディに行えます。

また、取引サービスには仮想通貨そのものを売買する「現物取引」とは別に、証拠金を預けて保有する金額以上の取引を行う「レバレッジ(FX)取引」があります。証拠金の何倍の取引ができるかはサービスごとに異なり、その倍率を「レバレッジ」といいます。この取引は実際の値動きに対して何倍もの利益を得られますが、その分損失も大きくなります。

どのような仮想通貨を取り扱っているかも取引サービスによって異なります。ほかにも業者によって違いはいろいろありますが、まずはこうした違いに注目して取引サービスを選ぶのがいいでしょう。

主要ビットコイン取引サービス

この表に記載されている販売業者は、いずれも金融庁から仮想通貨交換業者として認定されています。
※1 この表で示した取引手数料以外にも、日本円入金手数料や出金手数料といった諸費用が発生します。なお、レバレッジ手数料とは、通貨の買い状態/売り状態を維持し続けること(ポジションを維持すること)で発生する手数料のこと。レバレッジ取引では、仮想通貨を長く保有していると日毎に手数料が発生することになります。

 

主要な仮想通貨

国内取引所で取り扱っているアルトコインはおおよそ20種類程度です!

 

 

 

STEP 2▶︎アカウントを登録する

POINT

●基本的に登録は無料
●本人確認に数日かかる

使いたいサービスに目星をつけたら、さっそくアカウントを登録してみましょう。基本的にアカウント登録だけであれば、WEBブラウザ上で誰でも簡単に行うことができます。もちろん、登録に費用はかかりません。

アカウントの登録自体は一瞬で完了しますが、実際の取引を行うには本人証明を完了させる必要があり、そのための処理が数日間かかります。本人証明を行うには、WEB上で個人情報を入力したあと、運転免許証などの身分証明書をフォームから送信します。その後、サービスの運営側が情報の確認を行い、登録した住所に本人確認書類を送付します。多くの場合は、その書類に記載されているコードをWEBサービス上で入力すれば本人証明が完了となり、晴れて入金や取引が可能になります。

アカウント作成の手順

DMMビットコインを例に説明します。まずWEBサイトで口座開設へと進み、パスワードなどを設定するとアカウント登録が完了します。続いて、運転免許証などをWEB上でアップロードし、本人確認手続きを行います。

 

数日経つと、設定した住所宛に圧着ハガキが到着します。その中に記載された認証コードをWEBサービス上で入力することで本人証明が完了します。DMMビットコイン以外のサービスも、現在はほぼ同様の流れになっています。

書留ハガキが届く場合が多いです!