ロア・インターナショナル の新製品をチェック!|MacFan

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ロア・インターナショナル の新製品をチェック!

文●栗原亮

アップル製品を手厚くサポートするハード&ソフトメーカーの新製品について担当者に直撃!

リズムと技術の結晶! 洗練されたデザインの最先端イヤフォン「Beat-in シリーズ」

【発売】株式会社ロア・インターナショナル
【URL】http://www.beat-in.jp/

 

 

新製品の魅力を写真でパシャ!ーTaken by Roa

化粧ポーチと一緒に

リップや口紅をモチーフに作成したコンパクトタイプの「Beat-in Stick」。

 

スポーツのお供に

完全ワイヤレス&生活防水程度の機能があるため、ジョギング等にもオススメ。

 

iPhoneも充電できる

「Beat-in PowerBank」は、バッテリを搭載した二刀流のワイヤレスイヤフォン。

 

シックな黒がお好み?

「Beat-in Stick Black Edition」は好評を博したBeat-in Stickのマットブラックモデル。

 

ハイレゾ対応も

ハイレゾ音源対応で音質にこだわる人向けの「Beat-in HYBLID」。ケーブルが2パターン付属する。

 

 

自社ブランド輩出へ

MF●ロア・インターナショナルさんは、デザインにこだわったiPhoneケースのブランドを多数手がける一方で、最近は自社ブランドの商品企画にも力を入れているのですね。

前田●iPhoneに限らず、「デスクで使うすべてのデバイスの周辺アイテムを扱っていきたい」というのが弊社の当初からのコンセプトです。お客様に届ける商品の幅をもっと広げていきたいと考え、2016年から左右独立型のトゥルーワイヤレスイヤフォン「ビートイン(Beat-in)」シリーズの企画をスタート、2017年1月から販売開始しました。

鈴木●iPhone 7でオーディオミニジャックが廃止され、ワイヤレスでの利用が前提になり始めた頃です。イヤフォンがオーディオ機器ではなく、「スマホアクセサリ」として意識されるようになったと感じ、特に女性向けの製品がなかったものですから自分たちで企画を始めました。

MF●なるほど。とはいえ、イヤフォンはオーディオ機器としてのノウハウも必要でしょうし、難しかったのではないですか?

前田●はい。製造ノウハウがなかったのでメーカー探しもいちから始め、イヤフォンの勉強もかなりしました。トゥルーワイヤレスイヤフォンは市場に少なく、試行錯誤の連続でしたが…。

MF●ゴールドやピンクなどカラフルなラインアップですね。

鈴木●従来は男性が好む黒いイヤフォンが多かったのですが、女性向けに特化したケースなどを扱っていたこともあり、男性でも女性でも使っていただけるように、シルバーやゴールド、ピンクを加えた4色を同時展開しました。

MF●価格帯も1万円台半ばからとお求めやすいですね。

前田●現在は価格競争が進んでいますが、当時としては、かなり思い切った価格だったと思います。トゥルーワイヤレスイヤフォンの市場を広げていくには、オーディオのマニア層だけでなくライトユーザが手にしてみたくなる価格・デザイン・利便性を備えていなければならないと考えたからです。

鈴木●その狙いが奏功し、非常に大きな反響を得ることができました。自社ブランドとして商品企画することの意義と楽しさも実感できました。

 

 

どこにいても音楽が付いてきてくれる感覚は新鮮です

株式会社ロア・インターナショナル
商品企画部
ハム・セリョンさん

 

4.4グラムのイヤフォンは女性も使いやすいサイズ感です

株式会社ロア・インターナショナル
EC&デザイン部 PRマネージャー
鈴木真紀さん

 

トゥルーワイヤレスイヤフォンの魅力を伝えていきたい!

株式会社ロア・インターナショナル
営業部 主任
前田一美さん

 

 

ワイヤレスの可能性を広める

MF●ビートインシリーズにはさまざまなタイプがあるのですね。

前田●はい。両端に左右のイヤフォンをマグネットで吸着するのが「ビートイン・スティック」です。リップスティックのような形状で、もっとも軽量・コンパクトなモデルです。2017年夏から発売した「ブラックエディション」は本体がマットブラックで、低反発タイプのイヤーピース「コンプライ」が付属します。2100mAhのバッテリを内蔵した「ビートイン・パワーバンク」も同様にブラックエディションをラインアップしました。また、ユーザ向けのサービスの一環でスペア用イヤフォンを自社ECサイトで販売をしています。

MF●利用スタイルや色の好みに合わせて選べますね。有線タイプのイヤフォンもあるのですか?

ハム●これはハイレゾ音源対応の「ビートイン・ハイブリッド」です。ダイナミック1基とバランスドアーマチュア2基を搭載した3WAYのドライバを搭載しています。

鈴木●どちらかといえばオーディオ好きの人に向けたモデルですね。通常の銅線のケーブルに加えて音質重視のシルバーコーティングケーブルが付属していて、好みに応じて付け替える「リケーブル」ができます。

ハム●イヤーチップ下にあるフィルタを交換して音質をチューニングすることもできます。

MF●ほかにもワイヤレスのイヤフォンがあるのですか?

前田●別ブランドですが、企画開発レベルから携わっている香港のエール・アコースティックというベンチャー企業の製品があります。2017年8月から販売開始した「エアーツインズ」は市場価格で1万円を切ることに成功しました。また、第2弾として2018年1月より「ウイングス」を発売します。

鈴木●こちらは最新のブルートゥース5に対応していて、iPhone 8/8プラス、iPhone X以降で最大限のパフォーマンスを発揮します。クラウドファンディングの「マクアケ」で先行予約を開始したところ、550万円以上が集まるなど、とても期待されています。

ハム●ケースもイヤフォンも汚れにくいシリコン素材なのが特徴で、色や素材の選定で私たちの意見を取り入れてもらいました。

鈴木●色やデザイン、機能など、海外で好まれるものと日本で好まれるものは微妙に違うんです。ですから、そうした点をうまく自社ブランド等の商品へ反映し、弊社ならではの企画力とノウハウで市場競争力のある商品を一人でも多くの人に届けたいと思っています。

 

特別仕様のブラックエディション

Beat-in Stick(1万8338円)とBeat-in Power Bank(2万1384円)には限定色の「Black Edition」がある。低反発素材のコンプライやカーボンケースが付属する。

 

Bluetooth 5対応の防水イヤフォン

「WINGS」はIPX5の防水機能を備えた完全ワイヤレスのイヤフォン。Bluetooth 5とFPCアンテナの採用でデータ転送能力が強化され、ペアリングや音切れの軽減など快適性が向上している。各9800円。

 

ワイヤレスヘッドフォンも登場

2月5日に発売予定の「Future Turbo2」。これまでのワイヤレスイヤフォンでのノウハウを踏まえ、日本市場で好まれる素材・色の選定などに関わった。各9990円。

 

1万円以下で買える完全ワイヤレス

「AirTwins」は、実売で1万円以下で購入できる左右独立タイプのイヤフォン。2800mAhのモバイルバッテリも備え、持ち運ぶ荷物を減らしたい女性からの支持を集めている。各9800円。

 

モバイルバッテリでワイヤレス充電できる「HACRAY」もチェック!

ロア・インターナショナルでは、ワイヤレス充電規格の「Qi(チー)」をサポートしたiPhone 8/8 PlusおよびiPhone X向けのアイテムとして「HACRAY Cable-Free Mobile Battery(ハクライケーブルフリーモバイルバッテリ)」も取り扱っている。同製品は4000mAhの容量を内蔵したモバイルバッテリで、ワイヤレス充電に対応したiPhoneを上に置くだけで、いつでもどこでもスマートに充電できる。通常のUSBポートも備えているので同時に2台のデバイスを充電できるのも特徴だ。

カラーは、ブラック、イエローグリーン、ホワイトの3色展開。メーカー小売希望価格は税込で各5940円。