2017.02.10
「仕事が速い人」のMac操作にはどんなポイントがあるのでしょうか。まずは、その秘密を見ていきましょう。次に、自分が「遅い人(効率の悪い人)」になっていないか、自戒も込めてチェックしてみましょう。
生産性向上の鍵は時短術
「コンピュータは知の自転車(Bicycle for the Mind)である」
これは、故スティーブ・ジョブズがMacのコンセプトを語るうえでよく使ったキーワードの1つです。まるで自転車のように、Macは人間の能力を拡張し、生産性を高めるための道具として設計されており、上手に使うことで高い効率を生み出すものと期待されてきました。
そんなMacが世に出てすでに30余年。しかし、周りを見回せば「時間が足りない」「仕事が終わらない」などと、いまだ効率化に頭を悩ませている人たちを見かけることが少なくありません。便利な道具を手にしたはずの私たちが、この問題を解決できないのはどうしてでしょうか。
そこで大きなポイントとなるのは、生産性の向上につながる時短術を正しく理解し、そして実践できているのかということです。単にMacを使うといっても、その範囲は仕事の種類によって質や量が異なるため直接的な言及は難しいかもしれませんが、ベースとなる考え方は同じところにあります。それは「機械(Mac)にできることは機械にまかせる」ということなのです。