2017.02.10
昼休みの次は会議か…。いつも長くて嫌になっちゃう。もっと短く終わらないのかな。あっ、今日は議事録担当だった。これもけっこう時間がかかるので、なんとか早く終わらせたいなぁ。
社内ミーティング&議事録作成を素早く行う
社内の打ち合わせなどで、イメージ画像を相手に見せて確認するというシーンも多いはず。Macに保存された手持ちの画像ファイルを素早く画面に表示させるスマートな方法を覚えておけば、説得力のあるプレゼンやチームの迅速な意思決定が可能となるでしょう。
まず、目的の画像を探すために特別なソフトは必要としません。Macのファインダは強力なビューワ機能を備えているので、基本操作をしっかりと理解しておくだけで十分なのです。特に覚えておきたいのは表示方法の切り替えとフォルダに含まれている項目の並び替え、そしてクイックルックの3つです。
表示方法はアイコン表示のままにしている人もいますが、画像ファイルを素早く探すのであれば、ファイルの詳細情報と選択した前後のサムネイルが同時に表示される[カバーフロー表示]が最適です。さらに項目を種類ごとに並び替えれば、画像だけを確認することも簡単になります。このように利用目的に応じて、表示や並び替えを切り替える習慣を身につけておくとよいでしょう。
また、ウインドウ内の写真を相手に見せる際に、わざわざダブルクリックして「プレビュー」で開いてはいないでしょうか。それでは時間がかかってしまいます。Macには[スペース]キー1つでファイルの内容を確認できるクイックルックがあるので、これを使わない手はありません。複数画像を選択してサムネイルを一覧表示させる機能や、ファイルを相手にその場で送る共有機能もあるので併せて覚えておきましょう。
画像ファイルのザッピング表示
【時短テク29】ファインダの表示を切り替える
(1)ファインダウインドウをアイコン表示すると、画像のサムネイルアイコンが表示されます。自分で確認する分にはよいのですが、そのままの設定では細かな内容の違いなどを比較できません。
(2)項目の表示を[リスト表示]にすると細かな情報が確認できますが、サムネイルが表示されません。[カラム表示]では選んだサムネイルは大きく表示されますが1つだけです。[カバーフロー表示]はそれぞれの利点を兼ね備えているので画像の確認に向いています。
(3)もし画像とそれ以外の書類が混在しているフォルダの場合は、ファインダのツールバーから項目の並び順序を[種類]にすれば、画像だけをまとめて並べることも可能です。
【時短テク30】クイックルックで一覧表示
(1)画像を大きく表示して人に見せる場合には、画像ファイルをプレビューで開かなくても、[スペース]キーでクイックルックできます。[オプション]キーを押して部分拡大も可能です。
(2)複数のファイルを選択してクイックルックした際に、左上のサムネイルボタンをクリックすると一覧表示ができます。ここから見せたい画像などを選んで拡大もできます。
(3)ミーティングなどその場にいる相手に画像ファイルを渡す場合は、メールに添付しなくてもクイックルックから[共有]メニューで[AirDrop]を選択します。相手がアップルデバイスであればすぐに転送できるのです。