2016.12.23
注目のハードウェアをピックアップ！「Omoidori」
テカリをなくしてスキャン
年末年始休暇を先取りし、一足先に帰省してきました。実家の押入れを整理していると、大量のフォトアルバムを発見！ 今ではiPhoneで撮影してはクラウドにアップするのが当たり前になっているため、ここ数年の写真は保存しているものの、昔の大事な思い出は見返すことなく、押入れの奥に眠ったまま。アルバムを見返しながら「iPhoneの中にない思い出はなきもの」と誤解するほどの感覚に陥っていたことに気づきました。
昔の大事な写真こそ、デジタル化することで家族や友人と改めて共有できますし、アップルTVとつなげば、テレビの大画面でワイワイ思い出話に花を咲かせることもできます。もしもの場合に備えたバックアップとしても、デジタル化して保存しておくことは重要です。
そこで写真のデジタル化に活躍するのが、iPhone専用アルバムスキャナ「おもいどり（Omoidori）」です。本体のくぼみにiPhoneをはめこみ、パカっと三角形に開くと自動的に電源オン。写真の上に本製品を重ね、撮影ボタンを押すと、カシャカシャっと2回撮影され、写真が取り込まれます。
一般的なカメラアプリでは、写真に光が反射したり、手元の影が落ちたりと、写真を真上から撮影するのは非常に難しい作業でした。
しかし、本製品は2方向からフラッシュ撮影して瞬時に合成することで、そのままスキャンしたようなキレイな画像を残せます。そのため、アルバムのフィルムをはがして1枚ずつ取り出す必要がなく、写真の表面を傷つける心配がありません。しかも、顔認識により横向きの写真が自動で90度回転したり、日付入り写真は日付が自動でセットされる文字認識機能も搭載。L判プリントだけでなく、2回に分割して撮影すれば2L判までスキャンできます。
本体にiPhoneを装着
本体のくぼみにiPhoneをはめて撮影します。対応モデルはiPhone 7／6s／6／SE／5s／5。画面サイズの小さいSE／5s／5は付属のアタッチメントを使います。プラスシリーズは非対応なのでご注意を。
思い出の旅行写真を共有
さっそく押入れで発見した大学時代のゼミ旅行写真（8年前！）をLINEグループで共有してみると、「懐かしい！」「楽しかったね～」「みんな若い（笑）」と続々反応。思い出を改めて仲間と共有でき、「便利な世の中になったな…」としみじみ感動しました。
大掃除でのアルバム整理にきっと活躍する本製品。デジタル化した思い出は、また家族や友人との絆を深めてくれるきっかけになりそうです。
本体を開くと自動で電源オン
スキャン時は四角錐の本体ですが、普段は側面を閉じてコンパクトに持ち運べます。本体を開くと自動的に電源がオンになるので、そのままiPhoneをセットし、専用アプリを起動すれば準備完了です。
アプリできれいに編集
スキャンした写真はアプリに取り込まれ、一覧で確認できます。画像の回転、赤目補正などの編集機能も搭載。画像を調整したらSNSに載せたり、フォトブックにしたりして思い出を共有しましょう。
［SPEC］
【発売】PFU 【価格】1万2800円（直販価格） 【Size】112（W）×152（H）×32（D）mm（折り畳み時） 【URL】http://omoidori.jp
【その他スペック】
【重量】310g（電池搭載時） 【備考】対応機種：iPhone 7／6s／6／SE／5s／5（※iPhone SE／5s／5 は、付属のアタッチメントで対応可能）、専用光源：白色LED × 4ユニット、スキャン範囲：L判写真（89mm × 127mm）～ 2L判写真（127mm × 178mm）※合成時、電源：単4電池 × 2本（推奨：アルカリ電池）
私が紹介します！
らいら
WWDC16現地組ライター。ときめくデザインを愛する。@lyrahm
