2016.09.11
文章をなぞってテキスト化
紙の資料をMacに取り込むときはスキャナを使うのが一般的な方法ですが、出張先などで配られた紙の資料の内容をいち早く会社に送りたいときってどうしてますか？ コンビニの「スキャンサービス」を利用して、USBメモリに画像データとして取り込んで送る方法もありますが、テキストデータで送る必要がある場合には困りますよね。
そんなときに重宝するのが、このペン型スキャナ「400−SCN037」です。本製品を使って、紙の文章の上を蛍光ペンを使うようになぞってスキャン。すると、その範囲内に書かれた文章をOCR機能で解析して、「テキストエディット」や「メモ」、「メール」、「ページズ」などのソフトにそのままテキストデータとしてペーストしてくれるのです。
1行ずつしかスキャンできないので、何ページにもわたる書類を丸ごと取り込むといった使い方には不向きです。しかし、必要な箇所を部分的にテキスト化して資料を作ったり、メールで送りたい場合に大変便利です。
文字サイズは6～22ポイントに対応し、キャプチャ範囲内の大きさのロゴなどをそのままモノクロ画像として取り込めるモードや、バーコードを読み取るモード、伝票や送り状などに記載されている番号を読み取るモードなど、幅広いスキャンに対応しています。
ラバー素材で滑りにくい！
握りやすいラバー素材が使用されており、右利きと左利きの両方に対応しています。スキャン状況が色（正常時は青、エラー時は赤）でわかるLEDも搭載されています。
スキャンしやすい印つき
文字の中央をペン先の「＞」マークに合わせ、文字をなぞります。裏面には動かしやすいローラーが搭載されていますよ。
世界193カ国の言語に対応
もう1つの特長は、日本語だけでなく、英語やフランス語、ドイツ語、中国語など世界193カ国語に対応していること。慣れない言語の入力って非常に手間が掛かりますが、これがあれば文章をなぞるだけでOKなんです。
また、付属の専用ソフト「ワールドペンスキャン（WorldPen Scan）」には、 WEB翻訳エンジンと連係してスキャンした文章を翻訳して表示する機能や、単語を検索する辞書機能も搭載されています。海外のホテルの部屋にあるインフォメーションブックなどを読みたいときや、手元の資料に含まれる単語の意味をサッと調べたいときに重宝しそうですね。
さらに、単語や文章を音声で読み上げる機能も備わっているので、語学勉強での発音の確認にも活用することができます。
紙の文章をテキストデータ化するメイン機能はもちろん、さまざまなシーンで使える高い機能性も魅力的。1本持っておくと、きっと役に立ちますよ。
マイクロUSBケーブルで接続
世界中の言語を取り込むことでき、自動翻訳や辞書機能も備えています。マイクロUSBケーブルでMacと接続して利用します。
［SPEC］
【発売】PenPower TECHNOLOGY 【販売】サンワサプライ 【価格】1万9800円 【Size】114.7（W）×22.45（H）×33（D）mm 【URL】http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-SCN037?
【その他スペック】
【重量】約47g 【備考】インターフェイス：USB 2.0、読み取り可能サイズ：6～22ポイント、スキャン速度：10cm／秒、ユーザ利き手：右利き・左利き対応、対応OS：OS X 10.6.8以降、直営WEBサイト「サンワダイレクト」限定商品
私が紹介します！
早川 厚志
新商品には即飛びつく、Macソフト情報サイト「新しもの好きのダウンロード」主宰。
