Polaroid ZIP Mobile Printer|MacFan

プロダクト&リリース iなmono HARDWARE

iPhoneに溜めた思い出はプリントして形に残そう

Polaroid ZIP Mobile Printer

文●らいら

キュートなデザインが魅力的

巷では約2年前から、インスタントカメラのブームが再来しています。スマートフォンのカメラにはないアナログな味わいや、形に残して大切な人たちと共有できる楽しさが、10~20代の女性を中心にウケているようです。

余談ですが、最近参加した結婚式の2次会ではほぼ100%、受付でインスタントカメラ・チェキを使って撮影されます。その写真を出席簿代わりにしたり、幹事がアルバムにまとめて、新郎新婦へプレゼントするのです。

私もチェキを1台持っていますが、撮った写真をプリントするだけで、思い出がより大切に感じられるから不思議です。最近はiPhoneで撮るだけ撮ってそのまま放置、「ストレージがいっぱいです」と通知されてはじめて思い出を振り返る…そんな経験が続き、過去を雑に扱ってしまっている気がしてなりません。かといって自宅のプリンタで毎回印刷するのは大変ですし、友だちとはその場ですぐにシェアしたいもの。

そこで今回、手軽に持ち運べる世界最小・最軽量クラスのモバイルフォトプリンタ「ポラロイドZIP」を使ってみました。ポラロイドといえば、インスタントカメラの元祖。おなじみのレインボーラインと、丸みを帯びたキュートなボディは、見ているだけで気分が上がりますね。「まずはデザインに惚れないと、大切に扱えない」、アップル製品好きな読者の皆様なら、この気持ちおわかりいただけますよね?

 

充電はマイクロUSBで

付属品のUSBケーブルで充電、電源ボタンを長押ししてペアリングします。約1.5時間の充電で最大25枚が印刷可能。レインボーラインがポラロイドらしいです。

 

 

ワイヤレスでお手軽プリント

使い方はいたってシンプル。本体を充電したら専用のZINKペーパーをセットし、電源ボタンをオン。次にブルートゥースでiPhoneやiPadに接続し、専用アプリを使ってプリントしたい写真を選択。あとはアプリのプリントボタンをタップするだけでOKです。インクリボンやカートリッジ不使用なので、プリントした写真を乾燥させる手間や、インクで手を汚す心配がない点も好ポイント。その場ですぐ思い出を共有できるのがモバイルフォトプリンタのメリットですね。

ただ、持ち運びのしやすさと印刷の手軽さが強みなので、高画質や写真の再現性は求めるなかれ。その分色味にはレトロ感があり、独特な発色を楽しめます。

手軽にデータをやりとりできる現代だからこそ、アナログな印画紙に写る思い出は、また違った景色に見えてくるかもしれませんね。

 

アプリからお手軽プリント

専用アプリである「Polaroid Print App」で写真編集や印刷をします。フィルタやフレームはあまり種類がないので、別途画像編集アプリで加工し印刷するのがおすすめ。

 

インク不使用のZINKペーパー

ZINKペーパーは5×7.6センチのプチサイズ。裏面がシールになっており、アルバムや手帳を写真で彩ることができます。

 

[SPEC]
【発売】Polaroid 【販売】ソフトバンクセレクション 【価格】1万8792円 【Size】75(W)×115(H)×22(D)mm  【URL】http://polaroidjapan.com/product/zip/index.html?

 

【その他スペック】
【重量】約190g 【備考】インターフェイス:マイクロUSB、印刷スピード:60秒以下、印刷可能枚数:約25枚~30枚(フル充電状態)、電源:500mAHリチウムポリマーバッテリ内蔵、用紙:ZINK 2×3 フォトペーパー対応

 

 

私が紹介します!
らいら

WWDC16現地組ライター。ときめくデザインを愛する。@lyrahm