2016.09.16
実際にモノを並び替えるのが斬新! ブロックでプログラミングができる知育ツール
「オスモ・コーディング(Osmo Coding)」は、文字どおりプログラムの「コードを書く(Coding)」ことを体験できるゲームシステムだ。しかし、その「コードを書く」仕組みは、ほかのプログラミングツールと一風異なっている。
あらかじめ用意するのはiPadのみ。専用の無料アプリをダウンロードしたら、ベースステーションにセットしてアタッチメントをカメラ部分に取り付け準備完了だ。アプリを起動すると画面内にオービーというキャラクターが登場する。彼を誘導してゴールを目指すのがこのゲームの目的だが、オービーは画面をタップしてもスワイプしても動かない。彼を移動させるためには、手元の専用ブロックを使うのだ。
「走る」や「ジャンプ」といった動作のアイコンブロックに、行動回数を決める数字ブロックを組み合わせる。最後に実行ブロックを重ねてボタンを押すと、画面内のオービーは作成された命令のとおりに動く。アナログ(ブロック)とデジタル(キャラクターの動き)で、インプットとアウトプットの概念を明確に分けている点が画期的だ。遊ぶうちに、自然とプログラミング的思考が身につくよう設計されている。