2016.04.10
アップル好きな会長の鶴の一声で、デスクトップPCを廃止して80名を超える社員全員にMacBookが支給された舞安商事。しかし、Macに慣れない現場からは不満や疑問が続出した。そこで、社内の情報部内にモバイルビジネスソリューション推進室、通称「MBカイゼン課」が登場した。今日の相談メールはタカハシのライバル、イジュウインからのものであった。
「ASUS S1」と「QUMI Q6」をMacBookにつないでみる
ハヤシバラ●さて、テストを始めましょうか。私が借りてきた機種は「ASUS S1」と「QUMI Q6」ですよ。
タカハシ●プロジェクタって、スペックがよくわからないですよね。
ハヤシバラ●スペックを確認するのであれば、投影距離とその画面サイズもチェックしておきたいね。たとえばASUS S1は「投影距離:0・73~2・43メートル、画面サイズ:30~100型」とあるけど、これは壁やスクリーンまで約70センチの距離で対角30インチ相当、最大2.4メートルで100インチ相当と読めるわけなんだ。
タカハシ●スクリーンまでの距離を離すほど、画面のサイズが大きくなるんですね。
ハヤシバラ●でも、大きくなるけど距離が離れるほど光が拡散するので画面は暗くなってしまう。プレゼン中に室内を真っ暗にするのは現実的じゃないよね。モバイルプロジェクタを会議室などで使う場合は最短距離を前提に考えたほうがいいかもしれない。