ついにアレが届いた!|MacFan

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白石のiPad Pro活用術

ついにアレが届いた!

iPad Proを活用すべく、日々の検証レポートを書き散らかしていきます。毎週月曜日更新予定!

アレが届きました。そうです、スマートキーボードが!

打鍵感は意外と良好。キーの押し心地は「タイプ」というよりは、「クリック」に近いように感じました。アプリによってはキーボード専用のショートカットが実装されており、タイピング作業を効率化できます。

US配列なので[A]キーの横に[キャプスロック]キーがありますが、マジックキーボードのように緑色に点灯するわけではないので、タイプを始めてから大文字になっていることに気づくことが何度かありました。この仕様はちょっと不便ですね。

また、前回の私のコラムにも書きましたが、iOS 9では日本語と英語を切り替える「IME変換」のショートカットが[コントロール]キー+[スペース]キーになっているので、[コマンド]キー+[スペース]キーを押さないように気をつけるのが結構大変。さらにUS配列だと、[コントロール]キーがめっちゃ押しづらい! IME変換用のキーが左下にあるので、なるべくこのキーを押すようにしています。キーバインドを変えたり、ショートカットを変えたりできればもう少し快適に使えるのでしょうが、アップルさんはやってくれなさそうですね…。

ちなみにスマートキーボードの重さは約340グラム。iPad Proの重さは約710グラムで、純正のシリコーンケースは約160グラム。すべて装着すると1キログラムを超えるため、携帯性と打鍵性能を求めるならMacBookのほうが良さそうです。

ただ、iPad用にブルートゥースキーボードを別途カバンに忍ばせたり、使うときに都度ペアリングしたり、電池切れに焦ってバッテリをつないだり、iPadを立てられる場所を探したりするのは、結構面倒なんですよね。「iPad Proで文字を打ちたいときに、すぐに使えるキーボードがある」っていうのがスマートキーボードの利点だと思います。本気で原稿を書くときにはMacを使うわけですし、iPad用のキーボードに細かい注文をつけるのは、ちょっと野暮かもしれません。

iPad Proを毎日持ち歩いている人で、「いきなり文字入力に迫られる可能性がある」人にはオススメのキーボードです(そんなシチュエーション、編集部以外にありますかね…?笑)。



写真は上から「スマートキーボード」、「アップル・ワイヤレス・キーボード(US配列)」、「アップル・ワイヤレス・キーボード(JIS配列)」です。

●iPad ProのためのSmart Keyboard

http://www.apple.com/jp/shop/product/MJYR2/ipad-pro%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AEsmart-keyboard

 

【白石倖介/Mac Fan】