iPadでも、LINEでビデオ通話!|MacFan

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iPadでも、LINEでビデオ通話!

文●編集部

iPhone版「LINE」アプリが、「iPad」に正式対応しました! ちょっと紛らわしいので、ちゃんと説明しますね。


 

これまで、iPadでLINEを使うには「LINE for iPad」というアプリが必要でした。しかし、iPhone用の「LINE」アプリとは別のアプリということもあり、使える機能が大きく制限されていました(実際チャットくらいしかできませんでした)。で、このたびiPhone版「LINE」アプリのアップデートに伴い、「for iPad」が付いていない「正式な」LINEアプリ(といったら語弊がありそうですが)がiPadでも利用できるようになった、というのが、この「iPad正式対応」の位置付けです。あくまでもサブデバイスとしてiPadを利用する以上、利用できない機能も一部あるようですが(LINE Pay機能など)、ほぼフル機能をiPadで利用できるようになりました。

何が一番うれしいって、それはビデオ通話機能が使えるようになったこと。私は正直、これくらいしかiPadのLINEでやろうと思いません(笑)。というのも、アンドロイドスマホ&タブレットユーザの妹家族とビデオ通話したいとき(主にかわいい甥っ子たちの顔を見たい)、これまで結構苦労してきたんです…。アップル製品同士ならサクッとフェイスタイムしちゃうところ、アンドロイドユーザ相手だとそうもいきません。iPhone用LINEを使えばいいのですが、iPhoneずっと手に持って話すのって結構きついじゃないですか。そこでiPadの出番、と言いたいところが「LINE for iPad」ではできなくて…。

「グーグル・ハングアウト」でビデオ通話という手段を整えたりもしましたが、妹にとっても私にとっても普段使いしているアプリではないのでなかなか不便でした。使用時の状況のせいかもしれないけど、なんとなくLINEのビデオ通話より音質的にも劣る感じがしましたし。「スカイプ」は、妹がアカウントを持っていないので、そこから教えないと始まりません…。

こんなにも技術が進んで、アップルウォッチはじめ未来感あふれるデバイスたちに囲まれ、テレビ電話(ビデオ通話)なんてとっくの昔に実用的なものになっているのに、どうして一番顔を見て話したい相手とそれができないんだって、かなり不満だったのがようやく解決! あ~よかった。
そのほかにiPadで利用できるようになった機能としては、iPadからの新規アカウント登録やタイムラインの閲覧、友だち間やグループ内でのノートとアルバムの作成などが挙げられます。

前述の「LINE for IPad」がリリースされたのは、もうすでにタブレットデバイスが巷にあふれていた2014年10月。今回の「LINE」アプリiPad正式対応も結構時間がかかったところを見ると、LINEさんにとってiPadユーザは後回し、なのかな~。結構使っている人もいると思うんで、これからもよろしくね~。

●LINE公式ブログ
http://official-blog.line.me/ja/archives/53510523.html

【山本安寿紗/Mac Fan】