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クラウドストレージでコラボレーションワーク

文●大塚康一

複数のメンバーでファイル共有

昔の話をすると年寄り扱いされるかもしれませんが、かつて仲間内や仕事先とのファイルのやりとりは、光学式ディスクやフラッシュメモリに書き込んで物理的に渡したりしたものでした。それがインターネットの普及によって、メールの添付ファイルとして簡単に送れるようになったのだから、便利になったものです。

しかし、それにも制約があって、現在でも数GBといった巨大なファイルは送れませんし、複数人で1つの書類を作るコラボレーションワークでは、バージョンの断片化が起きてファイル管理が煩雑になります。更新するたびに新しいファイルを送り合うと、収拾がつかなくなるからです。

そこで役に立つのが、クラウドストレージです。これは簡単にいうと、インターネット上のサーバにデータを保存し、それに接続したコンピュータやスマートフォンなどでアクセスしたりダウンロードして利用できるというファイル共有(同期)サービスです。代表的なものには、「ドロップボックス(Dropbox)」、アップルが提供する「アイクラウド・ドライブ(iCloud Drive)」、マイクロソフトが提供する「ワンドライブ(OneDrive)」などがありますが、この中で筆者がもっとも活用しているのはドロップボックスです。




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