2015.12.23
ここは、都心から電車で30分の郊外に事務所と小さな工場を構える、老舗の機械部品メーカー。この物語は、本業のかたわらにプログラミングもしてしまうヨシダ工場長が作った、ちょっと役立つプロダクトを紹介する連載である。今回は、珍しくヨシダ工場長がカリカリしているようですが…。
そんな通知はいらない!
ヨシコ●おはようございま~す♪ あれっ? 珍しく工場長がこんな早い時間からMacに向かって仕事してる。何か急ぎの案件でもありましたっけ。
工場長●おう、ヨシコちゃんか。この「通知センター」のせいでお客さんの前で赤っ恥かいてしまったので、いっそのこと消してやろうと思ってるのさ。
ヨシコ●あら~? 何やら物騒なこと言ってますね。通知センターの何が問題なんです? その日の予定を確認できたりいろんな通知を教えてくれて、とっても便利じゃないですか。
工場長●いや、便利なのはわかるんだけどさ。客先でMacを開いて説明してたら、うっかり明日行く病院の予定が通知バナーで表示されちゃったのさ。
ヨシコ●あら、それは大変。工場長、「痔主」ですもんね。
工場長●大きな声で言うんじゃないよ!
ヨシコ●ふふん。でも知らないんですか? 通知センターには「おやすみモード」というのがあって(※1)、翌日の0時まで通知を一時的にオフにできるんですよ!(どやっ!)
工場長●そのくらい知っとるわ! というか、てっぺん(午前0時)になったら設定が切れちゃうなんて、お前はどこのシンデレラだって話。それにおやすみモードで通知をオフにしたところで、通知センターが画面の右から現れちゃったらその日の予定やプライベートの通知が丸見えになっちゃうじゃない。そういう問題を丸ごと解決したいってことさ。
ヨシコ●見られて困るような予定を書き込まないって方法もありそうですけど、それだとカレンダーの意味ないですよね。そういえば、通知は消せても通知センター自体を消すことはできませんね。