Office大研究、Office大特集|MacFan

Mac Fan編集部ブログ Weekday Mac Fan

Office大研究、Office大特集

Mac Fan編集部のブログです。

7月10日に提供開始された「Office 2016 for Mac」を皆さんすでにお使いになられましたか? 前バージョンの2011がリリースされたのは、遡ること2010年10月27日。アップルが初代MacBook Airを出したのが2010年10月ですから、そう考えると実に長いことMacユーザは首を長くして待っていたわけです。

その期待に応えるかのように、Officeの新バージョンは実にすばらしい内容になっています。ウィンドウズ版とのユーザインターフェイスやショートカットの統一化、Macのレティナディスプレイやトラックパッドへの最適化、クラウドサービス「OneDrive」との連携、そしてWord、Excel、PowerPointをはじめとする各ソフトの機能強化と、定番が定番たる所以を見せつけるようなアップデートです。

新バージョンが出ると新機能ばかりに目がいきがちですが、今回の新Officeはそれだけではありません。注目すべきは、個々のソフトの進化よりも、むしろオフィスというプラットフォームの進化のほうでしょう。単に新しいオフィスの各ソフトが出た!だけの認識だと、はっきりいって時代に取り残されます。現在発売中の9月号で「Office大研究」として大特集を組んだのも、それを皆さんに伝えたかったからです。

マイクロソフトがなんだか最近変わったなぁ、とお感じになられている人は多くいると思います。特集に先立ち、日本マイクロソフトのキーパーソンに話を聞くことができましたが、彼ら自身もこの1年でマイクロソフトという会社が大きく変化したと感じているとのことでした。そのキーワードは「クラウド・ファースト」という方針への変化。MacやWindows、iPhone、Androidというユーザごとに壁は作らず、その上流の大きな雲のうえで新しいユーザ体験を提供しようという狙いです。新しいOfficeは、私たちの日常を大きく一変させるほどのライフ/ワークチェンジャーですから、ぜひ今月号をお手にとってそれを実感していただければと思います。

なお、9月号では「10倍見やすいExcelの魅せ方」「10倍伝わるOffice Swayでプレゼン」という企画も行っています。なんとなく使っていた…という人にとって、Mac×エクセルの記事は役立ちますのでお見逃しなく。エクセルショートカット一覧と、最低限覚えておきたい関数8選は、自分にも確かに役立ったなぁ。