iPhotoからオリジナルファイルを取り出す|MacFan

便利技 他人事Tips

iPhotoからオリジナルファイルを取り出す

文●編集部

iPhotoに読み込んだ写真は、「iPhoto Library」というファイルの中に格納されてしまう。オリジナルファイルを取り出してほかのソフトで加工したい場合、どうやって取り出せばいいだろうか。

iPhoto Libraryはパッケージファイルという形式になっており、コンテキストメニュー(副ボタンまたは[コントロール]キー+クリック)から[パッケージの内容を表示]を選べばその中身を見ることができる。しかし、iPhoto Libraryの中の階層構造は少々複雑で、どれがオリジナルファイルかを見極めるのは面倒。ファインダ上でパッケージファイルを開いて目当ての画像を探すより、iPhotoからオリジナルファイルを表示させる方法が簡単だ。

tips120612_01.jpg
手順は簡単。iPhoto上で表示したいオリジナルファイルを選んで[ファイル]メニューから[Finderに表示]→[オリジナルファイル]を選ぶ。

tips120612_02.jpg
すると格納されているフォルダがファインダ上で自動的に開き、iPhotoで選んだ項目がファインダ上でも選択された状態で表示される。

このときファイルをデスクトップなど別の場所にドラッグすると、移動ではなくコピーになる。これはiPhoto Library内のファイルがなくなると、iPhotoで表示できなくなるからだ。

写真1枚だけでなく、複数の写真でも、「イベント」単位で選択してオリジナルファイルを表示させることも可能だ。