今こそ読みたいマクルーハン
- 著作者名:小林啓倫
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- 書籍:1,078円
- 電子版:628円
- 新書判:280ページ
- ISBN:978-4-8399-4653-1
- 発売日:2013年10月23日
- シリーズ名:マイナビ新書
内容紹介
メディアはメッセージである(The medium is the message)――
マーシャル・マクルーハンという人物についてよく知らなくても、この有名なセリフは聞いたことがある人は多いでしょう。
例えば戦略論ならマイケル・ポーター、マーケティングならフィリップ・コトラーを読むといった具合に、メディア論における基本的な理論を提供してくれる人物こそ、本書で取り上げるマーシャル・マクルーハンなのです。
メディアに対する考察は、日々その重要性を増しています。
80年代のニューメディア、90年代のマルチメディア、そして近年のソーシャルメディア……。
私たちの社会は常に新しい「メディア」に直面してきました。
メディア論の大家、マクルーハンは、まだテレビが新しいテクノロジーだった時代に、来るべきネット社会の到来を予言していました。彼はメディアやテクノロジーに対する深い洞察を通じて、人間が何を考え、社会がどのように動いているのかを解説してみせたのです。
彼が駆使した思考のフレームワークは、死後30年たったいまでも決して色あせていません。
マクルーハンはどのようにメディアを捉え、どのような可能性を見出していたのでしょうか。
彼が現在の情報化社会・ソーシャル時代を目にしたとしたら、どのような考察を行うのでしょうか。
マスメディアが衰退し、ソーシャルメディアが台頭する今こそ、マクルーハンがメディアをどのように捉えていたのかを整理し、その考え方を私たちの生活やビジネスのなかでどう役立てることができるのか理解しましょう。
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フォーマット | 価格 | 備考 | |
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EPUB | 628円 |
著者略歴
小林啓倫(こばやし・あきひと)1973年東京都生まれ。経営コンサルタント。獨協大学卒、筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBAを取得。その後外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業を経て、現在はコンサルタント業の傍ら、ライター/翻訳者としても活動。
著書に『災害とソーシャルメディア』(マイナビ)、訳書に『データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」』(日経BP)など多数。個人ブログ「POLARBEAR BLOG」は2011年度のアルファブロガー・アワードを受賞している。