サイバーセキュリティの教科書
- 著作者名:Thomas Kranz
- 翻訳者名:Smoky
- 監訳者名:IPUSIRON
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- 書籍:3,828円
- 電子版:3,828円
- B5変:368ページ
- ISBN:978-4-8399-83925
- 発売日:2023年11月28日
内容紹介
セキュリティの常識をアップデート!
サイバーセキュリティの攻撃、防御、管理のための基礎的な概念について、明確にわかりやすくまとめました。
攻撃者(ハッカー)の動機やいったい何を考えて攻撃してくるのか。実際に起きた事案を元に「モデルに当てはめて考える」ことで、実際の脅威にどのように対処するかを学ぶことができます。
全章を通して、サイバーセキュリティ戦略モデルの3要素、サイバーセキュリティの3つの要素、OODAループなどのキーワードを一貫して使っています。そのことに気付くと、セキュリティ上における重要な核を意識でき、断片的だった知識のつながりが見えてくるはずです。
最初の章では、サイバーセキュリティ、対策の戦略、脆弱性に関する概念を紹介します。
続く第1部では、著者の考え方に基づいて、攻撃者がいったいどういう動機で・何を考えて攻撃してくるのかを解説します。
第2部では、一般的な方々(善人)の考えがちなことを想定しながら、第1部で解説した「攻撃者」に対して防衛を成功させる対策について検討をします。
攻撃者についての知識を持って武装すれば、防御を成功させるための最良のアプローチとなります。
Axiom Business Book Awards 2023 の Business Reference部門でbronzeを受賞。
Manning Publications「Making Sense of Cybersecurity」の翻訳企画。
1章 サイバーセキュリティとハッカー
2章 サイバーセキュリティ:みんなの問題
3章 ハッカーを理解する
4章 外部攻撃
5章 だまして侵入する:ソーシャルエンジニアリング
6章 内部攻撃
7章 ダークウェブ:盗難データの取引場所
8章 リスクの理解
9章 システムのテスト
10章 セキュリティオペレーションセンター
11章 人々を守る
12章 ハッキングされたら
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備考
Thomas Kranz(トーマス クランツ): サイバーセキュリティのコンサルタントとして、組織がサイバーセキュリティの脅威や問題を理解し対処できるよう支援している。TomのサイバーセキュリティおよびITコンサルタントとしてのキャリアは30年に及ぶ。英国政府機関や民間企業(Betfair、Accenture、Sainsburys、Fidelity International、トヨタ自動車など)の支援で成功を収めた後、現在はサイバーセキュリティ戦略や課題に関するアドバイスやサポートを行っている。保護犬や保護猫たちのリハビリを行うほか、頑固なアヒル、怒りっぽいヤギ、かわいいイノシシらとイタリアで暮らしている。
[翻訳者プロフィール]
Smoky(スモーキー): ゲーム開発会社や医療系AIの受託開発会社等、数社の代表を兼任。サイバーセキュリティと機械学習の研究がライフワークで、生涯現役を標榜中。愛煙家で超偏食。2020年度から大学院で機械学習の医療分野への応用を研究中。主な訳書に『暗号技術 実践活用ガイド』『サイバー術 プロに学ぶサイバーセキュリティ』(マイナビ出版) がある。
Twitter:@smokyjp
Webサイト: https://www.wivern.com/
[監訳者プロフィール]
IPUSIRON(イプシロン): 1979年福島県相馬市生まれ。相馬市在住。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス) を上梓。情報・物理的・人的といった総合的な観点からセキュリティを研究しつつ、執筆を中心に活動中。主な書著に『ハッキング・ラボのつくりかた』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、『ホワイトハッカーの教科書』(C&R研究所) がある。近年は執筆の幅を広げ、同人誌に『ハッキング・ラボで遊ぶために辞書ファイルを鍛える本』、共著に『「技術書」の読書術』(翔泳社) と『Wizard Bible 事件から考えるサイバーセキュリティ』(PEAKS)、翻訳に『Python でいかにして暗号を破るか 古典暗号解読プログラムを自作する本』(ソシム)、監訳に『暗号技術 実践活用ガイド』(マイナビ出版) がある。一般社団法人サイバーリスクディフェンダー理事。
X(旧Twitter):@ipusiron
Web サイト: Security Akademeia(https://akademeia.info/)
目次
1章 サイバーセキュリティとハッカー2章 サイバーセキュリティ:みんなの問題
3章 ハッカーを理解する
4章 外部攻撃
5章 だまして侵入する:ソーシャルエンジニアリング
6章 内部攻撃
7章 ダークウェブ:盗難データの取引場所
8章 リスクの理解
9章 システムのテスト
10章 セキュリティオペレーションセンター
11章 人々を守る
12章 ハッキングされたら