振り飛車の新機軸! 初手▲7八飛戦法【-棋譜データ付き-】
- 著作者名:門倉啓太
-
- 書籍:1,694円
- 電子版:1,525円
- 四六判:224ページ
- ISBN:978-4-8399-6822-9
- 発売日:2019年03月22日
- シリーズ名:マイナビ将棋BOOKS
- 備考:中~上級
内容紹介
先手になれば使える新・振り飛車戦法
ファイルは.kifファイルを読み込める将棋ソフト(激指シリーズなど)で閲覧できます。
お持ちでない方は、各種フリーソフトでも閲覧できますので、お持ちのパソコンのOSに合ったソフトをダウンロードください。
棋譜データの詳しい使い方はこちらをご確認ください。
※特典の棋譜データダウンロードには会員登録(無料)が必要です。ご購入時に必ず会員登録をお願いいたします。
「ある対局の前日、作戦に苦慮していました。夜、布団に入ってからもあれこれ考えていたのですが、そんなときふと『初手▲7八飛』を思いついたのです」(まえがきより)
先手番になり、最初の1手を指しただけで使える戦法。それが「初手▲7八飛戦法」です。
この画期的な作戦は門倉啓太五段が編み出したものですが、はじめは門倉五段以外に使う棋士はいませんでした。そこから作戦の優秀性が徐々に認知されるに連れて、久保利明王将をはじめとするトップ棋士も採用するようになり、今では振り飛車党の一つの有力な選択肢として定着しています。
しかし、▲7六歩~▲7八飛とするのに比べて、先に▲7八飛とするメリットはどこにあるのでしょうか?
初手▲7八飛の将棋をよく見るようになったなぁと思いつつ、その真意はよくわからない、という方は多いのではないでしょうか?
門倉五段は初手▲7八飛には3つのメリットがあるといいます。
①角道を開けたまま戦えること
②相振り飛車で主導権を握れること
③絶対に早石田ができること
以上です。
すべてに共通することは決して守勢にならず、常に積極的に戦えるということです。
では、初手に▲7八飛とするとなぜこのような3つのメリットが生じるのでしょうか?
それを詳しく解説したのが本書です。
この本で初手▲7八飛戦法をマスターして、ぜひ相手をアッと言わせてください。
商品を選択する
フォーマット | 価格 | 備考 | |
---|---|---|---|
書籍(特典付き) | 1,694円 | 特典の棋譜ファイルダウンロードにはマイナビブックス会員へのご登録が必要です。ご購入時に必ずマイナビブックス会員登録をお願いいたします。 | |
PDF(特典付き) | 1,525円 | ※ご購入後、「マイページ」からファイルをダウンロードしてください。 ※ご購入された電子書籍には、購入者情報、および暗号化したコードが埋め込まれております。 ※購入者の個人的な利用目的以外での電子書籍の複製を禁じております。無断で複製・掲載および販売を行った場合、法律により罰せられる可能性もございますので、ご遠慮ください。 |
備考
門倉啓太(かどくら・けいた)
1987年6月3日生まれ。東京都豊島区出身
2000年9月、6級で石田和雄九段門
2011年4月1日 四段
2016年11月17日 五段
奨励会三段リーグ在籍時に、NHK杯テレビ将棋トーナメントで記録・秒読み係を務める。新戦法を作ることを目標に、初手▲7八飛や2手目△3二飛と指す、意欲的な振り飛車党。2016年度第75期順位戦でC級1組に昇級。
著書に「角交換四間飛車 最新ガイド」「角交換四間飛車 徹底ガイド」「振り飛車はどこに行くのか? プロが教える全振り飛車の定跡最先端」(マイナビ出版)がある。
目次
振り飛車の新機軸! 初手▲7八飛戦法 目次第1章 ▲7八飛戦法とは
第2章 対△8四歩の戦い方
第1節 角交換型
第2節 角交換拒否型
第3節 無理やり早石田
第3章 対△3四歩の戦い方
第1節 3手目▲4八玉
第2節 3手目▲6八銀
第4章 相振り飛車
第1節 ▲4八玉型対三間飛車
第2節 ▲4八玉型対向かい飛車
第3節 ▲6八銀型対三間飛車
第4節 ▲6八銀型対向かい飛車
第5章 実戦解説
実戦譜1 ▲8五桂ポンが決まる 対藤森哲也四段戦
実戦譜2 引き角と戦う 対木下浩一六段戦
実戦譜3 長手数の戦いを制す 対増田裕司六段戦