超便利! 購入特典棋譜データ|将棋情報局

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超便利! 購入特典棋譜データ

「将棋情報局、マイナビブックスで買うと特典棋譜データ付き」の書籍が増えてきました。「私にも使えるだろうか・・・」とお思いの方、ぜひこの記事をご覧ください。

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皆様こんにちは。将棋情報局です。

今回は、マイナビ出版から発行しています将棋書籍の特典についてのお話です。

特典としてメジャーなものといえば、「サイン本」「グッズ」などが挙げられます。

マイナビ出版でも、先行予約・数量限定でサイン本をお送りする特典や、珍しいところでは「藤井聡太五段昇段記念特別オビ」や、「永瀬拓矢七段・負けない将棋お守り」(※いずれも終了)のおまけをつけたり・・・

近ごろグッズ系はお休みになってしまっていますが、サイン本は変わらず数点予約を受け付けていまして、ご好評いただいております。

またこのほか、「将棋情報局、マイナビブックスにてご購入いただくと棋譜データの特典付き」という書籍を、徐々に増やしております。

この「棋譜データ」、本当にすぐれ物なのですが、棋譜データのおまけってあまり聞いたことがありませんし、どういうものかパッと想像できない、という方も多いかと思います。

そこで本ページでは、特典の棋譜データってどんなもの? どうやって使うの? について説明したいと思います。

 

「棋譜データってどんなもの?」

簡単に説明すれば、「将棋ソフトを使って、書籍に書いてある本手順/変化手順を再現できる、棋譜が打ち込んであるファイル」です。

 

ところで皆様、将棋書籍を読んでいて、こんな経験はないでしょうか。

 

例えば開いた見開きの右ページ上に第1図があり、その周辺に第2図までの手順があり、変化手順とその解説、変化図などがあり、第2図はページをめくったところにあったとします。

第1図を見る→ 手順を読む→ 解説も読む→ 変化手順の解説も書いてあるので、変化図を見ながらそれも読む→ ページをめくって第2図を見る。

・・・

・・・・

あーっ。手順全然覚えてないし、全然頭に入らない!

 

・・・っていう経験なんですが、いかがでしょうか。

きっとほとんどの方が経験されているのではないかと思います。

スラスラ読み、第2図を見て「ふむふむ」なんて言いながらそのまま将棋書籍1冊を読み切ってしまえる方は、脳内に盤駒がしっかりイメージできている方なので、アマ強豪か奨励会有段者か、はたまたプロか・・・とにかくものすごーく強い方のはずです。

指す将棋ファンのほとんどが経験するこの問題・・・

 

ずばり、これを解決するのが「特典棋譜データ」なのです!

 

書籍を読みながらパソコンのマウスをポチポチと動かせばソフト上で解説どおりに駒が動いてくれますので、第1図からページをめくって第2図、なんていう時でも混乱しなくなります。

もちろん、本手順だけでなく変化手順などもきちんと入っていて、マウスの操作ひとつで切り替えができます。

 

棋譜データってどうやって使うの?

「何となく便利そうなことはわかったけれど、使い方が難しかったら便利さを生かせないなあ」

はい。そうですよね。

でも大丈夫です。難しくありません!

以下に使い方をまとめましたので、ご覧ください。

1 将棋情報局、マイナビブックスで書籍を買う

実際の書店で買ったり、他のウェブショップで買うと特典はつきません。


今回は【購入特典付き】徹底解明!横歩取りの最重要テーマで説明します。左下部の「書籍」「PDF」の横に「特典付き」の文字があります。お好きなほうを選んでレジに進み、決済してください。

 

2 マイページを確認する

マイページを見ると、【購入特典棋譜データ】がダウンロードできるようになっています。「PDF」を選択した私のマイページでは1段目にPDFが、2段目に棋譜データが表示されました。ダウンロードしましょう。

3 ダウンロードしたファイルを確認し、zipファイルを解凍する

「ダウンロード」というフォルダ(どれでも構いませんのでフォルダを開けると、左のほうの枠の上のほうにダウンロードと書いてありませんか? そこをクリックすると開きます)に入ることが多いですが、見失ったら「棋譜特典ファイル」で検索を掛けてください。私のダウンロードフォルダはこんな感じ。

さっきダウンロードしたものが表示されています。

「特典用棋譜ファイル.zip」をダブルクリックするとフォルダ「特典用棋譜データ」が見えます。それをを「右クリック→コピー」して・・・

お好きなところで「右クリック→貼り付け」しましょう。私はひとつ階層を戻って「ダウンロード」に貼り付けました。ここまで作業すれば「特典用棋譜ファイル.zip」は捨てても大丈夫なのですが、不安な方は取っておいても問題ありません。

フォルダを開くと、中身はこんな感じ。章ごとに分かれた棋譜データ(.kif)があるのがわかります。

これで、棋譜データを使う準備ができました。

 

4 ソフトで棋譜データを読み込む。

「.kif」ファイルを読み込めるソフトを立ち上げて、「ファイル→開く」で見たいファイルを選択すると、棋譜データが開きます。または、将棋ソフトを立ち上げた後、フォルダから棋譜データをずずずいっと盤面までドラック→ドロップしてもファイルを開くことができます。

PDFを購入したので、パソコンのディスプレイの左側にPDF、右側に棋譜データを開いた将棋ソフトと、見やすいように並べて表示させてみました。紙の書籍を選ばれた場合は、パソコンに棋譜データを表示し、右手にマウス、左手に書籍、といった感じで同時に見ていただくことになるかと思います。

あとはマウスで矢印ボタンを操作すれば、書籍に書いてある通りに駒が動きます。

「.kif」ファイルを読み込めるソフトは、代表的なものでは弊社販売の「激指」シリーズが挙げられますが、何でも構いません。「激指」シリーズを持っていない方は、「フリーソフト」もリリースされていますので、ご自身のパソコンのOSに合ったものをダウンロードしてお使いください。

※ファイルはWindows専用となっております。Macやプレーステーションなどのゲーム機ではご使用できません。

私のパソコンには仕事柄「激指」も入っていますが、今回は「フリーソフト」からダウンロードした「Kifu for Windows V7」を使いました。

「分岐」ウインドウ(画像では左下)にある選択肢を選べば、本手順から変化手順の切り替え、またその逆も自由自在です。※操作はソフトにより異なります。

以上、特典棋譜データの説明でした。

3月12日現在、以下の商品に棋譜データが付いています(予約商品を含む)。上手に活用して上達していただけたらと思います。

今回は戦術書を題材にしましたが、詰将棋問題集の棋譜データは検討や手順の確認に大いに役立ちますし、『大山VS中原全局集』などの実戦集の棋譜データは初手から終局までを再生できますので盤駒なしでも棋譜観賞を楽しむことができます。

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