硬いシャフトと軟らかいシャフト。硬いシャフトはスイングした時に硬く感じ、しなりづらいと感じます。対して、軟らかいシャフトはスイングした時に軟らかく感じ、しなりを大きく感じ取ります。
さて、この硬さの違い。シャフトが硬いか軟らかいかはスイングすれば分かりますが、硬さについては、不思議なことに客観的な基準というものがありません。例えば、ブリヂストンがこの硬さを「R」と決めれば「R」です。他社の「S」と同じ硬さであっても「R」と表記できます。実際、メーカーによっては、他社の「R」よりも軟らかい「S」があったりしますし、同じメーカーでもモデルが異なれば、同じ「R」でも硬さが異なることが珍しくありません。硬さについては何でもありです(笑)。
言い換えると、現状の硬さ表記というのは、そのモデルにおいて、硬い方のシャフトは「S」、軟らかい方のシャフトは「R」という位置付けだということを覚えておいて下さい。そして、多くの市販シャフトはモデルチェンジを重ねるごとに、純正シャフトが軟弱化しています。