3 親を愛する道を早く教えよ
親を愛することは、子としてもっとも幸福なときです。 わが子の幸福を願うならば、親を愛する道を教えましょう。親を馬鹿にするようになってから、あわてて親孝行の道を説いても効果はありません。
子どもに親孝行をさせようと思うならば、親が子どもに生きた模範を示さなければなりません。
それなのに、親孝行の手本になる親が少ないのはなぜでしょう。これも親子別居時代のせいでしょうか。
もっともよく育てられた子どもというのは、その両親をあるがままに見てきた子どもだといいます。両親が自分たちの親を愛する姿を子どもに見せましょう。