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【第3回】第三章 評価

2016.06.08 | Kou

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第三章 評価

 

 

 気付けば子供の頃から、いや、生まれた時から評価をされながら生きてきている。

 初めて喋った時、初めて歩いた時……「わぁ凄いね」「良く出来たね」「次は、これが出来るかな?」……

 親から褒められるという最初の評価。そして、純粋に出来た事に、褒められた事に頑張る。

 次に学校でのテスト、そして通信簿。初めて書面で数字という形で、自分の評価を目の当たりにする。出来れば褒められる、出来なければ何故出来ない?もっと頑張れると叱咤激励されながら、次の評価まで頑張る。

 次にクラブや部活でのレギュラー。どんなに頑張っても実力が評価されなければレギュラーにはなれない。そして、そこで頑張るか?または不向きと感じ諦めるか?の選択をする。そこで辞めるのも十分ありだと思う。

 その次が受験。そして、就職試験……

 気付けば生まれてから、20年以上も評価されながら生きている。

 だけど、周囲が義務的に行ってくれた当たり前の評価社会から卒業してしまった瞬間、今度は生きていくための評価をされる。それは、会社のレベルだったり、給料だったり、役職だったりする。

 社会に出て、仕事をしていると「俺は、あの人よりも仕事を一生懸命やってる」「売上を上げている」「朝一番にきて掃除をやっている」……など、同僚や先輩、上司と比べて「自分は、これだけやっているのに、何故、この給料なんだ」「なんで昇格できないんだ」というジレンマや壁に当たる事もあるだろう!

 ここで、気づいて欲しいのは、評価は周囲がするもの。評価される人には、キチンと理由がある。

 もしも評価に不服を感じるなら、評価を自分で出来るスキルを身につけ、自分が評価出来る立場になればいい。

 意外と他人の評価は、正しい事に気づいて欲しい。純粋な気持ちで打ち込んで欲しい!

 

 

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