劇団東京都鈴木区 第1回公演
『無気力宇宙船メロディライナー55号』
脚本・演出/鈴木智晴
原作/長谷周作
脚本/鈴木智晴
上演/2009・06・23-24 遊空間がざびぃ
【物語】
第1場「本日も晴天なり」
第2場「無気力宇宙船」
第3場「遭遇」
第4場「宇宙人」
第5場「心の色」
第6場「Days and Days」
第7場「父と子」
第8場「アクロス・ザ・ユニバース」
【登場人物】
田中彼方(タナカカナタ)………鈴木智晴
異星人探査船メロディライナー55号の船長。
23世紀なのにメガネ。実家はラーメン屋『らぁめんたなか』を営んでいる。
様々な物事に無理っぽさを感じるとプイッとなる。
毒島茂(ブスジマシゲル)……伊智生士冶
異星人探査船メロディライナー55号の搭乗員。
日本人である事に誇りを持ち、如何なる時も日本語で話す事を忘れない。和製英語ですら拒否。
ドレッドヘアーのヅラを着用している。尋常じゃなく毛深く剛毛。
盛大子(モリヒロコ)……宮岡あづさ
異星人探査船メロディライナー55号の搭乗員。
身も心も中々図太い。パッと見、女性を捨てているように見えるが実は乙女的な部分もあり、太っている事をそれなりに気にしている。
山田華子(ヤマダハナコ)……桐山菜穂
異星人探査船メロディライナー55号の搭乗員。
あだ名「ロボ子」。とりあえず地味。船長の趣味でロボ係(ロボット風段ボールを被り炊事、洗濯、その他雑用をする係)をやることに。
マザ山さん……戸田早奈美
メロディライナー55号のマザーコンピュータ。
日本の最高技術をもって作られた。設計プログラマによく似たAIが搭載されており、ほぼ自我を持っているような状態。会話が可能だが都合が悪くなるとプログラム言語で話す。
船内最強、船内最自由。
メロリン星人………大島朋恵
宇宙の何処かの星にいた地球外知的生命体。
地球人が考えている事を声として聞く事が出来る。
メロリン星人の父……福井信介(声のみ)
メロリン星人のお父さん。
あらすじ
舞台は西暦2235年、人間が地球から宇宙に向かってちょっと遠くまで旅立つ事が出来るようになった時代。地球は石油に変わる新エネルギーも見つかり、各国政府は専ら〝異星人探査〟に力を入れていた。勿論日本もその中に入り、純国産外宇宙探査ロケット「メロディライナー55号」を打ち上げた。
そんな55号の船員達が出会う、有史以来初めての異星人。その捕獲作戦。