1 わが子との約束を破るな
子どもにとっては、父親のおみやげの約束ほど楽しみで、帰りを心待ちにするものはありません。ところが親は、相手が子どもだと思うと、つい軽々しく約束の返事をしてしまいがちです。
子どもは父親がおみやげの約束でも破ろうものなら、生涯それを忘れることはありません。親の軽返事・軽約束によって何度もがっかりさせられた経験を持つ子どもは、成人したのち、自分も平気で約束を破るような不誠実な人間となってしまいます。
その結果、だれからも信用されないような人間になりかねません。
子どもとは軽約束をしないこと。約束したことは、どんなことでも必ず実行しなければいけません。