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【第6回】和歌山県 アンバランス天守の受難

2016.03.01 | ナリタマサヒロ

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 物事には、バランスというものがある。

 

 人間の体型でも、それぞれのパーツが、適正な大きさを保っていなければ、どこか安定感に欠け、観ている方まで落ち着きを無くしてしまうような感覚に囚われる。

 

 そうしたバランスは、建築においては、際立って重要なポイントとなる。構造的な安定もさせながら、やはり、見た目にしっくりくる外観や意匠が重要なのだ。

 

 天守建築というものは、日本の建築史上でも、文字通り、かなり尖がった存在である。

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