【第6回】かってな物語 | マイナビブックス

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かってな物語

 

あらしは去った
あらしが去ると
心の中があらしになって
そのために多くのものがこわされた
その春も去って
はっきりした夢をみないどこかの詩人が
花の名前をあつめて病んでみせるころ
きみは歩いてきた

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