【第10回】勘助にとっての川中島 | マイナビブックス

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戦国サラリーマン 山本勘助③

【第10回】勘助にとっての川中島

2015.10.01 | ナリタマサヒロ

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勘助にとっての川中島

 

 このように勘助から見た謙信は、たしかにその戦略や戦術において、刮目するに値する当代随一の戦国武将であったことは間違いない。

 しかし、長年諸国を放浪し、九州や四国、中国の諸大名の動向まで把握していた勘助にとって、武田家がこの川中島において、過去に三度も二年おきに上杉軍と戦い、その都度、決着がついていない状況をどう考えていたのであろうか?

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