【第1回】不動産購入は登山と同じ | マイナビブックス

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1 不動産購入は登山と同じ

 

 皆様が登山を考えた時、最低限必要な装備品が入ります。ハイキング程度の山でも、帽子、リュック、水、タオル等々。これが富士山登山になると、さらに登山靴、防寒着、雨具等々。エベレスト級の登山になると、さらにアイゼン、ピッケル、シェラフ等々、相当数の装備を備えていなければ登頂する事は不可能でしょう。

「収益不動産を買う」という行為も同様に、皆様自身が装備していなければならない、最低限必要な物があります。不動産知識、貯金、本人の属性は代表的な必用装備品です。

 勿論必要とされる装備品の数や質は、目標としている山と同じく、購入する物件の大きさによって違います。

 何の知識も装備も持たない人が、夢や希望だけで、いきなりエベレストや富士山でさえ登頂できないよう、「収益不動産の購入」においても、本人に知識や装備品がなければ、ただ熱い想いだけでは不動産は買う事ができません。

 では具体的になぜそのような装備品が必要なのでしょうか。

 次章から代表的な必要装備品の説明を簡単にしておきます。