第三章
手首と右ひじの関節の曲げを意識すると、緩まないでテークバックできる。
緩んだスイングと力んだスイング(緩みのないスイング)。
15秒かけてテークバックし、トップからフィニッシュまで15秒かけてスイングしてみると、力加減の違いがハッキリとでます。緩んだスイングをするのが癖になっている人は、ゆっくりスイングすると体に張りがありません。トップで左ひじがガクンと折れ曲がったり、トップが緩んだ感じになります。フォローやフィニッシュもこじんまりした感じになっています。
対して、力んだスイング(緩みのないスイング)がちゃんとできていると、体に張りができますし、トップで左腕がピシッと伸びてきます。フォロー、フィニッシュも大きく取っていけます。言い換えると、緩んだトップになっている人は、本人には自覚がなくても(楽なスイングをしようとして)無意識の内に緩みが発生しています。
では、この無意識の緩みを取るには(ちゃんと力むには)なにをすればいいのか?