格安スマホやプランが増加しており、「どれに乗り換えればよいか迷ってしまう」という人もいるのではないでしょうか。
安価でも安定した通信速度を維持したい人におすすめの格安プランの1つが、ソフトバンクのオンライン専用プラン「LINEMO」です。
今回は、LINEMOの基本スペックやメリット・デメリットを解説します。
基本スペックや契約時の注意点、実際に使用者の口コミから見るメリットなども紹介するので、ぜひ乗り換え時の参考にしてください。
LINEMOの基本スペック教えます
まずは、LINEMOの基本スペックを見てみましょう。
総合ランキング 1位 | |||
主なプラン | |||
0〜3GBまで 990円 3〜10GBまで 2,090円 10〜20GBまで 2,970円 20〜30GBまで 3,960円 | |||
使用回線 | iPhone購入 | android購入 | |
ソフトバンク | |||
最安値プラン | 5G | パケットシェア | パケット繰越 |
3GB 990円 | |||
口座引落 | LINE年齢認証 | かけ放題 | 最低利用期間 |
550円/5分~ | なし |
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランで、通信速度や通話品質、料金など、総合的な評価が高く、当サイトではおすすめランキング1位です。
3GBのミニプランは月額基本料が990円と、業界最安級。
20GBのスマホプランも、2,728円から利用可能で、現在大手キャリアで契約中の場合は料金を抑えての利用が可能です。
また、LINEMO最大の特徴で魅力でもある「LINEギガフリー」は、メッセージアプリLINEのトークやデータ送受信、音声・ビデオ通話など、複数の機能の使用時にデータ通信量を消費しないというもの。
「連絡用のスマホで、アプリもLINEをメインに使用している」という人や、「動画視聴などにはWiFiを活用する」という人なら、ミニプランでもじゅうぶんでしょう。
格安SIMには珍しく、LINEの年齢認証ができたり、支払に口座引き落としを選択できるのも、特徴だといえます。
LINEMOの口コミからみるメリットとデメリット
ハイスペックなLINEMOですが、乗り換えを検討する際は、実際に利用した人の意見も参考にするのがおすすめです。
口コミからどのようなメリット・デメリットがあるのかを分析しましょう。
口コミからわかるメリット
まずは、LINEMOユーザーから寄せられたよい口コミです。
LINE間でのやり取りにおいてのデータ消費でGBが減らないところが最も良いと思いました。最近のメッセージや写真、動画、簡単なデータのやり取りはほぼLINEを使って行っており、同じような状況の方であればまず間違いなくお得だと思います。残りのデータはちょっと贅沢に外で動画を見たりなどそういったところに回せるのは大きいです。
利用料金が安いところです。私はLINEMOをサブ番号として利用しているので、できるだけ料金が安い方がありがたいです。LINEMOは、キャンペーンでキャッシュバックもあったので、半年無料で利用できました。
半年間実質無料のキャンペーンがあり、申しこみました。20GBでも3000円以内で、通信速度も使用に問題なかったです。LINEの音声通話をよく使用するので、ギガ数が少なくても十分に使えるところがよかったです。
連絡手段としてLINEをメインに使用する人は少なくないため、やはり「LINEギガフリー」は大活躍のようです。
「LINEギガフリー」があるおかげで、3GBの安価なミニプランでも問題なく使用できるのは、LINEMOのメリットだといえます。
また、使用中の通信速度なども問題なく、大手キャリアと変わらない快適な通信も実現可能です。
LINEMOではさまざまなキャンペーンを開催しており、お得に乗り換えられるのも魅力です。
他社からの乗り換えはもちろん、ソフトバンクやワイモバイルユーザー、過去にLINEMOを使用していた人向けのキャンペーンも用意しており、すべての人がお得感を味わえるようになっています。
キャンペーン内容によっては、PayPayポイントのキャッシュバックで半年間の基本料金が実質無料になることもあり、タイミングを見計らえば「超お得」な乗り換えで、LINEMOの契約をスタートできるでしょう。
口コミからわかるデメリット
LINEMOユーザーのなかには、使用中に悪いと思うことが「特にない」という人も多いようですが、やはり人によっては不便に感じることもあるようです。
外出先での使用が多い月は、3GBだと足りないが20GBも要らないということがあり、5GBや10GBのプランもあると使い勝手がいいと思う。
3大キャリアに入っていた頃はデータの翌月繰り越しができていたので万が一使いすぎても多少安心ができましたが、LINEMOはデータの翌月繰り越しがなく、20GB以上使うと速度制限に入ってしまいます。他社と比べて安さもサービスもかなり良いと思うのですが、データの翌月繰り越しがあればもっと良いかなと思いました。
端末は他で準備するのが面倒だから。データ容量についてはデータを使うときと使わないときの差が激しいため、繰越出来ると助かるため。
LINEMOは基本のプランがミニプラン(3GB)とスマホプラン(20GB)の2種類と、非常にシンプルです。
格安SIMのなかには、使い方に合わせて自由にプランを組み合わせられるものも多くありますが、LINEMOのプランは「プランで迷いたくない」「できるだけシンプルに利用したい」という人にとっては選びやすく、魅力的に映ります。
しかし、「データ通信量が3GBでは足りず、20GBでは多すぎる」という人は、2種類から選ばなければいけないのは不便だと感じるようです。
中間のプランや、さらに少量のプラン、大容量プランがないのは、LINEMOの弱点だといえます。
また、余ったデータの繰り越しができないのも、デメリットの1つです。
大手キャリアだけでなく、最近は格安SIMでも翌月にデータを繰り越せるものは増えています。
LINEMOは繰り越しができないので、たとえば「スマホプランだけど、7GBしか使わなかった」という人は、13GBも無駄になるので、繰り越しができないのも注意点だといえるでしょう。
このほか、LINEMOで端末販売を行っていないため、現在使用中のスマホで乗り換えるか、ネットショップなどでスマホを用意する必要があることも、人によっては「不便だ」と感じることがあるようです。
LINEMOユーザーの口コミは以下記事で詳しくご紹介しています。
LINEMOの通信速度に関するメリットとデメリット
LINEMOは、ソフトバンク回線をそのまま利用できるので、通信速度が速く快適な通信を実現できるのも、大きなメリットです。
当サイト速度ランキング | ||||
平均速度 | 昼休み時間の平均速度 | |||
681.8 | 738.5 | |||
8時 | 12時 | 15時 | 18時 | 22時 |
127.1 | 738.5 | 1227.5 | 1268.0 | 48.0 |
通信速度を表す単位は「Mbps」で、8Mbpsだと1秒あたり1MBの通信ができます。
LINEのメッセージは1Mbps以下でも大きな問題なくやり取りできますが、ビデオ通話やデータの送受信になると画面が固まったり、送信、ダウンロードなどが遅くなったります。
ネットサーフィンやSNSの閲覧、動画視聴、アプリでのニュースのチェックやゲームなど、幅広い操作を問題なく行うためには、50Mbps以上の速度が推奨されています。
LINEMOの平均速度は681.8Mbpsで、高画質な動画なども通信に問題なく視聴可能です。
回線が混み合いやすい昼休み時間の平均速度も738.5Mbpsと、他社と比べても非常に速いといえます。
15時台、18時台には速度が1,200Mbpsを超え、これは格安各社のなかで堂々の1位です。
ただし、22時台の速度は48.0Mbpsで、非常に高いわけではありません。
夜の時間帯はpovoや楽天モバイルのほうが速く、22時台だけでなく8時台、12時台もワイモバイルのほうが通信速度は速いといえます。
18時台の最大1268.0Mbpsと比べると、22時台の速度が大幅に落ちるのは事実なので、時間帯によって「通信速度が遅い」と感じる可能性があるのも、注意したいポイントです。
とはいえ、平均速度はさまざまな操作を問題なく行う50Mbpsを大きく超えているので、日常的な使用で通信速度に不満を抱くことは少ないでしょう。
各速度で、可能なことは以下の表の通りなので参考にしてみてください。
200kbps | 300kbps | 1Mbps | 10Mbps | 25Mbps | 50Mbps | |
---|---|---|---|---|---|---|
LINE(メッセージ) | ||||||
LINE(通話) | ||||||
LINE(ビデオ通話) | ||||||
ネットサーフィン | ||||||
Instagramなどの画像系 | ||||||
YouTubeなどの動画系 | ||||||
AmazonMusicなど音楽系 (HDストリーミング再生) | ||||||
アプリ(ニュース系) | ||||||
アプリ(簡単なゲーム) | ||||||
アプリ(複雑なゲーム) |
速度については以下記事で詳しくご紹介しています。
ソフトバンクと比べたときのLINEMOのデメリット
ソフトバンク回線を使い続けたい人は、LINEMOへの乗り換えで料金を大幅に抑えられます。
しかし、乗り換えによって生じるデメリットもあるため、事前に把握しておくとよいでしょう。
ソフトバンクと比較した場合のLINEMOのデメリットは、次の通りです。
キャリアメールや一部電話機能が使えない
ソフトバンクを契約すると「@softbank.ne.jp」という、専用のキャリアメールアドレスが付与されます。
ちなみに、ソフトバンクを母体とするワイモバイルも、独自のキャリアメールが存在します。
しかし、LINEMOに乗り換えるとキャリアメールが使えません。
最近はメールアドレスの移行サービスで、乗り換え後もキャリアメールを引き続き使用できますが、月額330円が必要です。
また、LINEMOでは割り込み電話やグループ通話など、一部電話機能が使えません。
迷惑電話ブロックや留守電、着信転送・お知らせといったサービスは、オプションプラン加入で利用できますが、迷惑電話ブロックは「留守電パック」ではなく「セキュリティパックプラス(L)」への加入が必要で、そのぶん料金が高くなります。
Yahoo!プレミアムの特典がなくなる
ソフトバンクユーザーはYahoo!プレミアムのすべての特典を無料で利用できますが、LINEMOではこの特典がなくなります。
Yahoo!プレミアムは自動で解約されるため、「知らない間に会員料金を払い続けていた」ということにはなりませんが、Yahoo!プレミアムを引き続き利用したい場合は、有料での契約が必要です。
Yahoo!プレミアムの通常月額料金は462円なので、サービスを活用していた人にとっては特典を手放すか、年間6,000円弱の出費をするかという選択を迫られるのも、デメリットだといえます。
店頭サポートが受けられない
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランで、店頭でのサポートをしてもらえません。
乗り換えに関する相談や契約、プラン変更や各種問い合わせも、チャットサポートや問い合わせフォームなどを使って自力で行う必要があります。
ソフトバンク・ワイモバイルショップでLINEMOを提案してくれることはありませんし、必要な情報はネットなどを使って自分で収集しなければならないので、「オンライン」に抵抗がある人にとっては、不便になる可能性が高いです。
データ繰り越しができない
口コミにもあった通り、LINEMOではデータの繰り越しができません。
ソフトバンクでは、余ったデータを100MB単位で翌月に繰り越せ、データ通信量を無駄なく消費できる工夫がされていました。
しかし、LINEMOは単月使い切りで、もしデータが余っても消滅してしまいます。
スマホプランで使った通信量が少ない場合は、いくら料金が安くなっても結果的に余ったデータの分だけ損になることもあるため、注意が必要です。
各種割引がなくなる
ソフトバンクでは家族間の通話などが無料になったり、回線数に応じてデータ定額サービスが割引になったりと、お得に利用できる割引を用意しています。
しかし、LINEMOは家族割や年齢による割引、インターネットサービス利用による割引などがありません。
LINEMOは基本料金が安いので、割引がなくてもソフトバンクより安価になる可能性は高いです。
しかし、家族のなかで1人だけLINEMOに乗り換えると、そのぶん割引額が減ってしまうため、総合的にはお得ではなくなる可能性もあります。
機種変更(端末購入)ができない
ソフトバンクは店舗などで新しいスマホの購入ができますが、LINEMOは端末購入ができません。
LINEMOを契約する場合は、現在使用しているスマホをそのまま使うか、自分で新しい端末を用意する必要があります。
ソフトバンクショップで端末のみ購入することもできますし、最近は家電量販店やネットショップなどでもSIMフリーの端末は簡単に手に入りますが、手続きが1回で済まないのはやや手間になります。
また、購入代金とスマホの月額料金を別々に支払わなければいけなくなるので、不便に感じる人もいるかもしれません。
ahamo、povoと比べたときのLINEMOのデメリット
ahamoとpovoは、LINEMOと同様の大手キャリアのオンライン専用プランです。
ahamoはどこも、povoはauの格安プランで、どちらもLINEMO同様快適な通信速度を実現できます。
また、用途に合わせたプラン設定や大容量プランなど、LINEMOにはない特徴もあります。
ahamo、povoと比較した場合、LINEMOにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
【ahamo】5分間かけ放題が無料
LINEMOは、月額550円で5分以内の音声通話かけ放題オプションを用意しています。
一方ahamoは5分かけ放題がデフォルトで、追加料金不要で利用可能です。
ahamoの20GBプランの月額料金は2,970円と、同じ20GBのLINEMOのスマホプラン(2,728円)よりやや高いですが、5分以内の音声通話かけ放題をつけるとLINEMOのほうが高くなります。
【ahamo】LINEMOには大容量プランがない
LINEMOは少量のミニプランで、月額料金を大幅に抑えられるのが魅力です。
しかし、プランは3GBと20GBの2つしかなく、データ通信量を多く使う人にとっては物足りないかもしれません。
ahamoでは、20GBのプランに80GBの「大盛りオプション」を追加することで、100GBの大容量プランを実現できます。
大盛りオプションをつけても、月額基本料は4,950円です。
動画視聴やゲームなど、データ通信量の多い人は、大手キャリアよりも安くて大容量使えるahamoに魅力を感じるのではないでしょうか。
【ahamo】海外での利用に別途料金が必要
旅行や出張などで、海外でスマホを利用しようと思った場合、ahamoは追加料金不要でデータ通信が可能です。
しかし、LINEMOは「海外安心定額」というオプションに加入する必要があり、最低料金は3GB980円(24時間限定)です。
地域によってはさらに料金が高くなるので、海外に行く機会が多い人は、LINEMOよりもahamoのほうがお得になります。
【povo】使い方に合わせたトッピングができない
povoはさまざまな「データトッピング」を自由に組み合わせ、使い方に合わせた最適なプランを実現できます。
LINEMOはシンプルな料金体系が魅力ですが、プラン選択の自由度が低く、毎月の使い方に合わせることができません。
「悩みたくない」「使い方が一定だ」という人は問題ないでしょうが、利用にばらつきがあったり、少しでも無駄を省き、自分好みの料金にしたい人は、povoのほうが向いています。
【povo】あまり使わない人は月額料金が高くなる
povoは基本料金0円で、180日のあいだに1回以上トッピングを購入するという利用方法です。
ちなみに、180日間購入がないと回線が停止されてしまいます。
トッピングの種類は豊富で、使用期間30日間で3GB、20GBとLINEMOのようなものもが提供されています。
また、7日間で1GB、24時間使い放題など、ピンポイントでの利用も可能です。
子どもの連絡用、サブのスマホなどの目的で契約したい場合、povoは最安180日間330円、年間約660円でスマホを所持できます。
一方LINEMOは使い方にかかわらず毎月決まった料金が発生し、払いたくないと思ったら解約しなければなりません。
「万一のときのために持っておきたい」という感覚で契約する場合は、安価とはいえLINEMOの月額料金が無駄になってしまうこともあります。
【povo】13歳~本人名義で契約できる
povoは13歳から本人名義での契約可能です。
未成年の契約には親権者の同意が必要ですが、スマホデビューから子ども名義にすることができ、子どもが成人してから名義変更などの手続きが不要なのがメリットです。
一方、LINEMOは18歳以上からしか本人名義での契約ができません。
また、povoは18歳から親権者の同意不要ですが、LINEMOは20歳を超えるまで親権者の同意が必要なのも、不便な点だといえます。
LINEMOで子ども用のスマホを契約する場合は、親権者名義で契約するか、すでに契約中の家族が追加回線を申し込まなければいけません。
LINEMOのメリット10個教えます
ソフトバンクやahamo、povoなどと比較して見えてくるデメリットもありますが、多くの人に選ばれるLINEMOには、たくさんのメリットもあります。
ここからは、LINEMOを契約していて感じる10個のメリットを紹介します。
LINEギガフリーでLINEを活用できる
LINEMOの「LINEギガフリー」は、データ通信量を消費しないでLINEアプリ内のさまざまな機能を使えるものです。
申し込みなどは不要で、契約後からLINEを快適に利用できます。
LINEギガフリーの対象機能には、次のようなものがあります。
- 各タブトップ表示
- 音声通話・ビデオ通話
- トーク(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)利用
- トークの「みんなで見る」機能での画面シェア
- 各トークのアルバム・ノート・設定などの表示・編集
- LINE VOOMの表示・投稿・シェア
- ディスカバー表示
- ウォレットタブのLINE Pay・LINE家計簿利用
- 設定内の各項目表示・編集
- 友達追加画面の表示・操作・友達追加
- プロフィール表示・編集・投稿
- 検索利用 など
スタンプや着せ替えなどのショップ利用、ニュース記事閲覧、他サイト・アプリへの遷移などは対象外ですが、連絡のために必要な基本の操作はギガフリーです。
友だちや家族とのやり取りにデータ通信量を使わず、なおかつ快適な通信でLINEを利用できるのは、LINEMOならではの魅力だといえます。
プランが2つで選びやすい
LINEMOは3GBのミニプラン、20GBのスマホプランの2つから、基本のプランを選択します。
プラン選びに迷わずスムーズに契約できるのもLINEMOのメリットです。
確かに、幅広い選択肢から自分好みのプランやトッピングを選べるのも便利ですが、「シンプルなのがいい」「スマホ利用については悩みたくない」という人もいます。
多いか少ないかという2択でプランを決定できるLINEMOなら、乗り換え検討時や手続き時の負担を軽減できるでしょう。
オンラインで24時間手続き可能
オンライン専用プランのLINEMOは、店頭での手続きができません。
オンライン慣れしていない人にとっては不便に感じるかもしれませんが、オンラインなら24時間、好きな場所から手続きや相談が可能です。
店頭サポートは確かに手厚いですが、営業時間内にショップに行けない人もいますし、ショップまで足を運ぶのが面倒だという人もいます。
また、土日などは混雑しやすく、待ち時間があるなど不便な点も多いです。
オンラインに慣れてしまえば、好きな場所・時間で手続きができるメリットを存分に感じられます。
端末保証オプションがあって安心
LINEMOでは端末購入ができませんが、他社や家電量販店などで購入した端末の保証オプションを用意しています。
保証オプションは、端末管理とAppleのサポートをセットにした「持込端末保証 with AppleCare Services」と、端末紛失や迷惑電話といった危険から守ってくれる「iPhoneセキュリティパックプラス(L)」の2種類です。
安心・安全に端末を利用できる魅力的なオプションです。
しかし、どちらもiPhone限定なので、つけたい場合はiPhoneでの乗り換えをおすすめします。
口座引き落としが選択できる
格安SIMのなかには、支払方法がクレジットカードのみというものも多くあります。
LINEMOは、クレジットカードのほか口座振替も選択できるので、クレジットカードがなくても契約可能です。
クレジットカードを作っていない人、クレジットカードをできるだけ利用したくない人にとって、口座振替があるかないかは重要なポイントになります。
ちなみにLINEMOのほかにも、ワイモバイルやahamoなど、口座振替に対応している格安SIM、プランも増えています。
ソフトバンクのキャリア決済が利用できる
ソフトバンクから乗り換えると、割引や一部の機能が制限されるというデメリットがあると述べましたが”、キャリア決済は引き続き利用可能です。
アプリ内課金や商品・サービスの支払い、PayPayへのチャージなど、キャリア決済は幅広い用途に活用できます。
クレジットカードを必要とせずにネットショッピングができるのも、キャリア決済の魅力です。
ソフトバンクをはじめとした大手キャリアから乗り換える場合、キャリア決済の利便性を保持できますし、格安SIM各社から乗り換えた人も、キャリア決済を活用してスマホを使ったお買い物などがより便利になります。
5Gやテザリングなどで大手キャリアと同等の利用体験を実現
キャリア決済だけでなく、5Gやテザリングなどの機能・サービスも引き続き利用可能です。
5Gは4Gの20倍の通信速度で、同時に10倍のデバイスを接続できると言われています。
テザリングも可能で、大手キャリアから乗り換えても、ほぼ同じ使い方ができるため、不便を感じることなくLINEMOを利用できます。
通信速度が安定している
LINEMOは安定した通信速度も魅力の1つです。
MVNOと呼ばれる格安SIMは、大手キャリアのネットワーク設備を借りてサービスを提供するため、昼や夜など多くの人がデータ通信を行う時間帯に通信速度が低下することがあります。
しかし、LINEMOはソフトバンク回線をそのまま利用しているため、時間帯によって通信速度が急激に低下することはありません。
ソフトバンクユーザーは、乗り換えによって電波が非常に悪くなるトラブルも起きにくいでしょう。
キャンペーン活用でよりお得な利用も可能
LINEMOでは、さまざまな立場の人がお得に乗り換えられるよう、魅力的なキャンペーンを実施しています。
LINEMOを初めて利用する人はもちろん、過去に利用していた人、回線を追加する人、ソフトバンクやワイモバイル、LINEモバイルなどから乗り換える人も、少しでもお得に乗り換えられるよう、多種多様なキャンペーンを用意しているのも魅力です。
月額基本料がPayPayのポイントバックで実質無料になるキャンペーンはもちろん、通話オプションをお得に利用できる割引キャンペーンもあります。
また、不定期開催の「LINEMOフィーバータイム」や、年末年始などのイベント時に登場するキャンペーンは、初めての乗り換えをさらにお得に実現できるので必見です。
利用でPayPayポイントが貯まる
LINEMOでは、ソフトバンクのポイントプログラムを一部利用できます。
ポイントプログラムにより毎月の利用料金に応じたソフトバンクポイントがもらえますが、実はこのソフトバンクポイントはPayPayポイントにも交換可能です。
料金を抑えながらさらにポイントでお得感を得られるのも、メリットだといえます。
ソフトバンクポイントは利用料金に充てることもできるので、PayPayポイントにしてお買い物などに使う、スマホの料金を割引するなど、好きな方法で活用しましょう。
LINEMO契約時の注意点
LINEMOのさまざまな魅力を知り、「ぜひ乗り換えたい」と考える人もいるでしょうが”、契約時には注意したいポイントもあります。
ここからは、契約前にチェックしておきたい注意点を解説します。
セット割など適用中の人は料金が高くなる可能性がある
現在、契約中の会社で家族割やセット割などが適用されている人は、乗り換えによって料金が高くなる可能性があります。
たとえば同じソフトバンク回線のワイモバイルは、LINEMOに乗り換えても使用感がほぼ変わらず、快適に利用できます。
しかし、ワイモバイルで「家族割引」や「おうち割 ひかりセット」などを適用している人は、乗り換えによって料金が逆に高くなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
料金重視の人は現在のスマホ料金がどれくらいか、乗り換え後にかかる料金がどの程度になるかをよく計算して検討しましょう。
キャリアメールがなくなるので情報の変更が必要
LINEMOはキャリアメールがないので、現在会員登録などにキャリアメールを利用している人は乗り換えに伴い情報の変更が必要です。
登録してあるメールアドレスの変更はオンラインで簡単に行えますが、登録先が多ければ多いほど、変更手続きに時間がかかります。
キャリアによってはメールアドレスのみ引き続き利用できるものの、月額料金が必要なので、会員登録のためだけにお金を払い続けるのはもったいないですよね。
乗り換え前にはこうした作業が発生することも、覚えておきましょう。
手続きや設定が不安な人は初期段階でつまずきやすい
オンライン専用プランのLINEMOは、店頭でのサポートを受け付けていません。
LINEMOの申し込みフォームは項目が明確であり、必要な入力量も非常に多いわけではありません。
また、公式サイトで申し込みから設定までの手順をわかりやすく掲載しているので、初めての人でも比較的スムーズに契約を完了できます。
迷ったらオンラインでのサポート受けられますが、手続きや設定をすべて自分で行うのに抵抗がある、苦手意識があるという人は、契約段階でつまずいてしまう可能性があります。
データ通信量が安定しない人は2つのプランだと不便
データ通信量が毎月一定な人は、2つのプランしかないLINEMOでも迷うことは少ないでしょう。
しかし、データ通信量があまり安定していない人は、プランが少ないと不便に感じるかもしれません。
シンプルなプラン選択ができるのはLINEMOのメリットの1つですが、メインプラン、オプションプランともに自由度が低く、自分好みの使い方を実現するのは難しいといえます。
特に、毎月のデータ通信量が安定しない人、データ通信量が多いプランを希望する人には、LINEMOのプランはあまり向いていません。
LINEMOは、毎月コンスタントに3GB以下しか使わない人、20GBギリギリまでデータを使える人におすすめのブランドでしょう。
LINEMOの契約がおすすめの人
メリットが多いLINEMOですが、「自分の使い方に合っているか」「こだわり条件を満たしているか」は、契約を決める重要な判断材料となります。
最後に、LINEMOの契約をおすすめしたいのはどのような人なのかを見てみましょう。
LINEをフル活用している人
日常的な連絡はもちろん、LINE VOOMやLINE Payなど、アプリ内の機能をフル活用している人は、「LINEギガフリー」の恩恵を存分に受けられます。
現在、データ通信量をLINEで大幅に消費している人は、LINEMOへの乗り換えがおすすめです。
「LINEギガフリー」によって、ミニプランでもデータ通信量が足りる可能性もあり、利用料金の大幅な節約にもつながるかもしれません。
LINE以外のデータ通信量があまり多くない人
動画視聴やSNS、ゲームなど、スマホの用途は人によってさまざまです。
前述のようにデータ通信量の多くをLINEに消費しており、その他のアプリなどをあまり使用しない人は、LINEMOへの乗り換えに向いています。
ミニプランでは足りない場合は、スマホプランで外出先での動画視聴を楽しむなど、データ通信量を自由に使える快適さを味わえるのではないでしょうか。
オンラインでの手続きに抵抗がない人
LINEMOは契約やサポートなど、すべての手続きをオンラインで行う必要があります。
通信速度が安定していて料金が安くても、オンライン手続きに抵抗を感じる人は、契約手続きの段階でストレスを感じる可能性があります。
オンラインに慣れている人なら、ストレスフリーで理想のスマホ環境を実現できます。
通信速度を落としたくない人
格安SIMに乗り換えると、「料金は安くなったけど、電波が悪くなった」「昼や夜などスマホを特に使いたい時間帯に、通信速度が遅くなる」といった不便が生じることも少なくありません。
安定した通信速度を重視する人は、LINEMOなら希望を叶えられます。
LINEMOはソフトバンク回線をそのまま利用できるので、エリアによっては5G回線でより快適な通信が可能です。
回線が混み合う時間帯も、大手キャリア同様の通信速度を維持できるので、時間を問わずネットを利用したい人におすすめです。
支払を口座振替にしたい人
格安SIMの料金支払はクレジットカードのみという会社も多く、クレジットカードを使いたくない人は選択肢が限られてきます。
LINEMOは口座振替にも対応しているので、各種支払を口座振替に統一している人は安心ですし、クレジットカードを持っていない人も契約できます。
引き落とし口座は、申し込み時に入力します。
クレジットカードの場合も同様ですので、すぐに入力できるよう申し込み前に用意しておきましょう。
使用感そのままに料金を抑えたいソフトバンクユーザー
ソフトバンクは大手キャリアならではの安心感や信頼感がありますが、各種割引を適用しても、格安SIMの安さを超えることはできません。
しかし、通信速度や機能性など、何かを妥協して他社に乗り換えるのはいやだという人もいるでしょう。
一部使えなくなる機能やサービスもありますが、LINEMOならソフトバンクの使用感をほぼそのまま引き継げます。
ソフトバンクと比較して料金が数千円安くなるケースも多いので、「いまの使い方で料金が安くなればいいのに」という要望も満たしてくれるでしょう。
まとめ
今回は、LINEMOのメリットとデメリットを、口コミや他社との比較も交えて紹介しました。
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランで、安定した通信速度とデータ通信量を消費しない「LINEギガフリー」が魅力です。
圧倒的な通信速度のLINEMOを利用すれば、「格安SIM=通信が遅い」という概念が変わるでしょう。
大手キャリアが運営するブランドならではのメリットも含め、さまざまな利点を持つLINEMOは、格安スマホへの乗り換えを検討する人に最もおすすめしたいブランドですが、使い方によってはプラン選択や料金面での不満が発生する可能性もあります。
よって、乗り換え前には注意点や他社と比べたデメリットなどを理解することも重要です。
お得なキャンペーンも活用し、快適なスマホライフを実現しましょう!