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風間八宏監修サッカースクール トラウムトレーニングとは?

トラウムトレーニングは、現在、Jリーグ・川崎フロンターレを率いる風間八宏が、筑波大学の監督を務めていた2010年に立ち上げたサッカースクールです。

トラウムトレーニングでは、サッカーにおける技術を「ボールを扱う技術」「体を扱う技術」「頭を使う技術」と大きく三つに分けてとらえています。そして一人ひとりの選手がこの三つの技術をそろえ、それがバランスよく正三角形を形づくりながら、大きくなっていくことを目指しています。

そんな三つの技術の内、「ボールを扱う技術」は最も重要です。そしてその基礎となる「止める・蹴る・運ぶ」――サッカーにおける“当たり前の技術”をしっかり身につけるために、日々、さまざまなトレーニングに取り組んでいます。

 

トラップの極意をマスターしよう!

そもそも「トラップ」とはどんな技術か?

 

トラウムトレーニングでは、キックやドリブルなどプレーの選択が何でもできる場所にボールを置くことを「トラップ(止める)」と定義しています。

ボールをただ止める「ストップ」と、次のプレーを意図しながら行う「トラップ」は止める意味が大きく異なります。「ストップ」は、いわば車を駐車場に「駐車」するようにその場に「止める」こと自体が目的となるイメージです。一方、パスやドリブル、シュートを意図する「トラップ」は、判断次第でどこへでもハンドルを切れるように交差点で「一時停止」するイメージです。

 
トラップ
ストップ

「自分の置き場所」を知ることの大切さ

 

トラウムトレーニングでは、トラップで意識すべきことは、しっかりとボールの勢いを吸収することと、そのボールをどこに置くかということです。

この二つのうちトラウムトレーニングが強調するのはボールをどこに置いたらいいのかを知る必要性です。ただ、これはボールを置く具体的な距離などを指導するものではありません。

例えば、インサイドキックやインステップキックなどは、人によって体のサイズや蹴り方が違うため、ボールをどこに置いた方が蹴りやすいか、一様に限定できないのです。

まずは自分がプレーする上で、ボールを置くのに最適な場所(自分の置き場所)を見つけることが大切です。

ではどのようにして「自分の置き場所」を見つければよいのでしょうか。「自分の置き場所」を探す三つのカギをご紹介します。

 
「自分の置き場所」を探す三つのカギ
 

一般的なトラップとトラウムトレーニングの考えるトラップの違い(一例)

  一般的なトラップの例

トラップ時にボールを動かす

蹴り足とは逆側に来たパスをコントロールして、蹴りやすい場所におこうとする方法。一見スムーズだがボールタッチの難易度が上がる上、失敗した場合には、再調整に時間もかかる。また、プレーの方向性も限定されてしまう。

 
  トラウムトレーニングが薦めるトラップ

トラップ時に体を動かす

蹴り足とは逆側に来たパスを止め、身体を移動させてボールを「自分の置き場所」に収める。ボールタッチもシンプルになり、常に安定した状態で次のプレーに備えることが可能になる。プレーの方向性も限定せずに済む。

 

こんなアイディアや技術をマスターするための
トレーニング方法がたっぷり詰まった本、それが…

トラップが身につく本

風間八宏のサッカースクール トラウムトレーニング
トラップが身につく本

 
  • 監修者名:内藤清志(トラウムトレーニング )、小林大輔(トラウムトレーニング )
  • 価格:1,620円
  • A5判:160ページ
  • 発売日:2016年01月23日
 

内容紹介

あの風間八宏氏の「止める」技術へのこだわりを、「究極のトラップ練習法」として一冊にまとめました!

Jリーグ川崎フロンターレ監督およびサッカー解説者として知られる、風間八宏氏が率いるサッカースクール「トラウムトレーニング」によるトラップ技術の指導書です。風間氏が監修するプログラムに基づき、トラップの基本から応用、練習方法まで、国内随一の専門的トレーニングを紹介します。 本書で紹介する「トラップ」とは、単にボールを「ストップ」するのではなく、「トラップ=罠や仕掛け」の意の通り、次のプレーを意識したボールコントロールを意味します。

現代サッカーは、コンパクトなスペースでの正確なプレー、そしてそのプレー選択の判断や攻守の入れ替えの早さが求められます。またチーム全体でボールをポゼッションするスタイルが主流となっており、これまで以上に正確にトラップ出来る技術が求められるようになっています。 本書は、トラップ時に必須となる感覚や技術…「ボールを自分が最も早く、正確に次のプレーに移れる場所に置く」方法をいくつかの項目に分け、実践的な練習メニューとして一冊にまとめました。さらにサッカー史に残る伝説的な「神」トラップを厳選し、その技術解説を併せて紹介しています。

 


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神技フリーキック

サッカー・神技フリーキック・シュート&パスが蹴れるようになる本

 
  • 編集者名:北健一郎、篠幸彦
  • 監修者名:浅井 武
  • 価格:1,620円
  • A5判:160ページ
  • 発売日:2012年02月01日
 

内容紹介

現代サッカーでの得点のうち4~5割はセットプレーから生まれるといわれています。一瞬にして試合の流れを変える多様で、正確なキックの技術は、現代サッカーにおいて必要不可欠な要素となっています。

本書は、日本サッカーにおけるキック研究の第一人者であり、名門・筑波大学サッカー部の総監督をつとめる浅井武氏監修による、多種多様なキックの蹴り方を学ぶ実用書です。

キックの基本とされるインサイド&アウトサイド、インステップ、インフロント&アウトフロントキックはもちろん、ラボーナやオーバーへッドキックといった変則的キックから、無回転ブレ球、カーブボールなどの変化球まで、サッカーのありとあらゆるキックを物理学的視点&プレーヤー的視点の両面から詳細に分析。これまでのキック指導の基本を一新する技術ポイントを紹介します。

小学生が新しくキックを学ぶためにも、また一般のプレーヤーが自分の技術を再点検するためにも使える新しいキックの教科書です。

 

ドリブルをマスターする本

スペイン流2大テクニック 運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本

  • 監修者名:川島和彦、 吉田和史
  • 価格:1,566円
  • A5判:160ページ
  • 発売日:2014年01月31日
 

内容紹介

日本では、ボールを足で扱って移動する技術を単に「ドリブル」と呼びます。しかし、世界のサッカーを牽引する強豪国スペインではこのドリブルの技術を日本のように大きく一括りにせず、その目的によって明確に2つに分けて表現します。それは空いた空間にボールを動かす「運ぶドリブル」と、フェイントなどを使い対峙した相手の裏を突いていく「抜くドリブル」です。

これは世界を制したスペインの「つなぐサッカー」や「圧倒的なボールポゼッション」を実現するために必須の技術です。本書では、育成の最新トピックでもある、このスペイン式の「抜く」&「運ぶ」ドリブルの違い、実践法や練習法をくわしく解説、紹介していきます。