[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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対局が再開してからすぐ、真田圭一七段が控室を訪れた。「ぼくは居飛車党なので居飛車を持ちたいですね。金銀を寄せていくのは居飛車に分があります。だから振り飛車は固めあうのではなく、バランスをとったほうがよいでしょう。これは駒がぶつかったらすぐ優劣が出るでしょうね」


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(真田七段)

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昼食休憩中、控室に遠山雄亮四段が来訪。本日は対局中。継ぎ盤を眺め、「▲8九飛~▲6五桂まで指せれば先手満足です。後手は後手番らしく△6四歩~△6三銀と組んだらどうだったんでしょうね。先手が楽しそうですね」

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しばらくすると片上六段が登場。
遠山「これは先手が作戦勝ちなのではないかと」
片上「そうなの。真逆だねえ」
遠山「えっ向こうがいいの」
片上「だって穴熊に組めるじゃない」
遠山「でも▲6五桂がありますよ」
片上「なるほど。受けにくいのか」

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(遠山四段)

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(上田女流二段の玉将。「香月(かげつ)彫」と刻まれている)

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(石橋女流四段の王将。「菱湖(りょうこ)書」と駒の書体が刻まれている)

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11時55分頃、上田女流二段が▲4六角(図)と動いた。控室を訪れた片上六段は、「先手は組み合うと作戦負けになりますからね。たとえば(▲4六角ではなく)▲4六歩と突いちゃうと失敗です」と話していた。駒組みを進めると、6七の銀と4二の銀の差が出てくる。先手は左の銀を玉側に近づけにくいのだ。
ここから△8三飛▲7七桂と進み、12時10分に昼食休憩に入った。消費時間は▲上田1時間13分、△石橋56分。対局は13時より再開される。ここから上田女流二段はどう動いていくのか。石橋女流四段の対応も注目だ。

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