[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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本局は、熊倉女流初段による自戦記が「週刊将棋」紙上に掲載される。12月22日号をお楽しみに。

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(文)

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図は14時15分頃の局面。矢内女流四段が△7六角と飛車取りに打ったところだ。この角は美濃囲いの要である4九の金を狙っており、非常に厳しい攻めになっている。△8八飛成や△8九飛成で側面からの攻めと組み合わさると、そのまま寄せにつながる。先手も4一に爆弾を置いてあるものの、現状この一枚では火力不足。熊倉女流初段としては慎重な判断を求められる局面だ。

(矢内女流四段。昼食休憩後、再開時)

(文)

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本局はPC用サイトでインターネット中継されていが、同時に携帯での中継も行っている。詳細は日本将棋連盟モバイルのホームページをご覧いただきたい。コンテンツには携帯でしか見られない中継のほか、棋士によるコラムも充実。12月は谷川浩司九段が執筆を担当している。

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(iPhoneにもアプリで対応)

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図は13時30分頃の局面。昼食休憩後の再開からほどなくここまで進んだ。熊倉女流初段が銀をさばくと、矢内女流四段はその銀で反撃。飛角の両取りがかかっている。これだけ見ると後手にうまく指され先手失敗のように思えるが、▲6九飛△7七銀成▲同桂と進んだ後、振り飛車には▲4一銀という反撃があっていい勝負。振り飛車は一時的に角銀交換の駒損になるが、穴熊を直接攻めることができれば、その損を補って余りある。
互いに攻め駒がさばける激しい流れになっている。ここからはいよいよ、囲いを削りあう本格的な戦いに入っていきそうだ。

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(文)

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定刻の13時になり、対局再開。熊倉女流初段が再開後の一手を指すと、矢内女流四段も手を返した。日差しが強く、対局室の窓が大きいこともあってか、熊倉女流初段は上着を脱いでいた。矢内女流四段は入室前に空調を操作している。関係者が確認すると、なんと「冷房」運転になっていた。

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(熊倉女流初段。再開後の一手を着手する)

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(矢内女流四段。読み筋だったのか、すぐに指し手を返す)

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(文)