（終局直後の里見女流三冠「（準々決勝は）踏み込んで指したい」と反省の弁が目立った）

（翔）

第５回マイナビ女子オープン本戦１回戦▲矢内理絵子女流四段－△里見香奈女流三冠戦は176手までで里見女流三冠の勝ちとなりました。終局時刻は17時25分。矢内女流四段は119手目▲３五飛成から、里見女流三冠は150手目△８四歩から１分将棋でした。

勝った里見女流三冠は準々決勝で、10月６日（木）に行われる島井咲緒里女流初段―加藤桃子奨励会１級戦の勝者と対戦します。

（翔）

玉頭攻めを後手が受け誤ったのか、検討が行われている棋士室では「逆転では」と言われています。モニターの前には人だかりができました。

（翔）

後手が着実に先手陣に迫っています。左図で矢内女流四段は▲８四歩と玉頭にアヤを求めましたが、△７八金▲同銀に△８四歩と手を戻して、後手が勝っているようです。

（翔）

図は里見女流三冠がと金を作った局面。中盤の押し合いへしあいが続いていましたが、いよいよ終盤戦に入ってきました。

苦戦と言われていた先手も▲８五歩～▲８四歩と金銀を相手にせずに勝負する順があります。

（翔）