野田澤女流１級と竹部さゆり女流三段。二人は上田女流二段と
同門（伊藤果七段門下）の間柄。

遠慮がちに継盤をのぞく竹部女流三段。

飯野七段と検討を行う野月七段。

（吟）

【戸辺六段のニコニコ生放送より】
「ひえぇぇ～、そこですか？　元気よくいきたかったんですが。
タイトル戦って感じですね。解説ってアテにならないんです、
予想の手が当たっても外れても関係ないですから。タイトル
が懸かっていれば△５五歩ですかね。形勢はもう互角と言
っていいですね、断言します。お互いに指す手が難しいです」

第１局で観戦記者を務めた野月浩貴七段が控室に。
野月七段にコメントを求めると「ボクは居飛穴が好きです。
先手は大駒が使いにくい状態で後手玉が見えません。
先手が大駒を活用している間に後手が手を作れそう。
後手は△４五銀と出れれば勝ちやすそうです」と語って
くれた。お写真もよろしいですか？と記者が訪ねると「お
写真はいいです（笑）」とやんわりと断られた。

（吟）

村山慈明五段（左）と金井恒太五段が控室へ。「おお！応援部隊が
きた」と声をかける飯野七段。金井五段は飯野七段門下。

棋譜を手に口頭でここまでの感想を述べる村山五段と金井五段。

（吟）

少し前までは先手持ちの声が圧倒的であったが、ここへ
きて形勢が接近したとの声が聞こえてきた。高美濃囲い
の急所を突く△３五歩が厳しい攻めとなるかどうか。上田
女流二段の強烈なパンチが炸裂するか

【戸辺六段のニコニコ生放送より】
「△３五歩、ずっと狙っていた場所ですね。ここから▲５四
飛△同銀▲同馬△３六歩▲３二馬△３七歩成と進むと、
銀では取れない。▲同玉は△３四飛で王手馬取り。▲同
金は△３六歩▲同金△２四桂が厳しい。なので先手も一
直線にはいけないかな」。

少しわかりにくいが、しばらく前から上田女流二段はメガネを
かけた。挑戦者決定戦、第１局に続き午後からメガネをかける
のが上田流のようだ（写真は館内カメラより）。

（吟）

高美濃に組み上がっている先手陣。大竹竹風と作者名が
見える。

上田女流二段、お得意の穴熊に入った後手陣。菱湖書と
書体名が見える。

互いに堅陣だが、どちらの玉に早く火がつくのか。
（写真はすべて昼食休憩時のもの）

（吟）