[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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図は13時40分頃の局面。端攻めを清算した長谷川女流2級は、急所のたたきで反撃に転じた。△同金は▲4五桂が両取りになる。△6二金寄は玉が狭いので、△4二金か△5一金引だろう。甲斐女流王位は攻め駒の桂香をさばき、先手玉を薄くしてポイントをあげた。長谷川女流2級も追随して後手玉に迫りたいところだ。伊藤四段に形勢を尋ねると、「甲斐女流王位が少しよさそう」と答えが返ってきた。

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(端攻めでポイントをあげた甲斐女流王位)

(文)

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本局のレポートは『週刊将棋』紙11月9日号に掲載される。ぜひともチェックしていただきたい。


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(文)

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定刻の13時になり、対局が再開される。甲斐女流王位は端から攻め込んでいった。

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本局で使われている駒は香月(かげつ)作、菱湖(りょうこ)書。

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(文)

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20111029_41.gif12時10分、図の局面で昼食休憩に入った。互いに弱点の端を攻めるべく桂を跳ね出している。先手は6六の角の応援があり、9筋の突破はほぼ約束されている。ただし後手玉は7筋に退避している形なので、どれほどの厳しさになるのかは、相手の攻めとの兼ね合いで決まってきそうだ。後手の攻めは桂香のみで角は利いていないが、玉頭という最急所を攻めている点が強み。午後からは激しい戦いが予想される。
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