皆さんこんにちは。
角交換四間飛車にされた瞬間勝てる気がしない編集部の島田です。
今日、何気なく週刊将棋を読んでいたら、テーブルマークこども大会の東京大会高学年の部で小窪碧君(4年生)が優勝した、という記事が載っていました。
どこかで見たことのある名前だな?と思っていたら、激指13に挑戦!のイベントで激指13に勝った子だったんですね。
きっと、あのときプレゼントした激指13で勉強して強くなったんでしょう。
しかし、4年生で優勝するとはすごい。これからの活躍に期待したいです。
さて、ここからは激指14の話。
先週ダウンロード版の発売を開始したのですが、これが大変好評!ということで、スタッフ一同喜んでおります。ご購入いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
そして、本日からパッケージ版の予約が始まりました!
パチパチパチ。
パッケージ版のいいところは、なんといってもパッケージがついてくることです(当たり前)。
あと、CD-ROMがあると、なんとなく安心します。
今日は、このパッケージ版予約開始を記念して、激指14の強さに迫っていきたいと思います。
激指14の強さについては、すでに何人かの方から質問をいただいておりまして、私の方から開発者の激指チームのみなさんに「激指14って、激指13と比べてどんくらい強くなったんですか?」とぶしつけな質問をしてみた次第。
すると、以下の様な返答が返ってきました。
「完全に公平な比較は難しいのですが、双方1手10秒という条件で対戦させたところ、激指14の2189勝1180敗という結果でした。激指14の Pro+ レベルは、激指13の七段+ レベルよりも長く考えるようにしているので、双方最高レベルでの対戦だと、激指14がもう少し勝つのではないかと思います」
おおっ!なるほど。わかりやすい。
2189勝1180敗とは。なんとなくダブルスコアって感じがしていいです。
まぁ私にとっては激指13でも十分すぎるほど強かったんですが、それより強いとなると、もう私の肉眼で捉えることはできません。
次に、検討モードで実験したいと思います。
実は、先日加藤一二三先生と雑談させていただいたときに加藤先生はこう言っていました。
「竜王戦第3局で明が指した▲5五桂はすごい。将棋史に残る名手で、コンピュータでは候補手にすら挙がらないでしょう」
加藤先生は渡辺先生のことを、なぜか「明」と呼んでいました。謎です。
それはさておき、▲5五桂って何?という方のために紹介しますと、この手です。
この▲5五桂のただ捨てが加藤先生も全く思いつかなかったという妙手でした。以下、攻めをつないで渡辺先生が勝ったのは皆さんご存じのとおりです。
さて、問題はこの一手前の局面を激指の検討モードにかけるとどうなるか、です。
加藤先生のおっしゃるように、候補手にすら挙がらないのでしょうか??
検討モードの最上級である「Pro+3」まで検討させた結果が以下です。
おお!候補手の3番目に現れました!
感動です。さすがに最善手にはなりませんでしたが。
ちなみに激指13で同じ局面を最上級の「七段+3」まで検討させるとこうなりました。
▲4六桂の一択になってます。面白いですねぇ。
と、いうわけで激指14は激指13より強くなっている、と私はいいたいのです。
伝わりましたでしょうか。伝わるといいなー。
とにかく!パッケージ版の予約はもう始まっております!!
購入ページはこちらです。
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=43534
ページの最初に「☆先行販売実施中!☆」と書いてありますが、
先行販売をしているのはダウンロード版の方ですのでお間違いのないよう。
パッケージ版は今日から予約開始、発売日の27日にお届けします。
プロ級の強さをご自宅で体験したい方、ぜひぜひご購入ください。
宜しくお願いいたします。