雨宮編集長のコゴト@光圀伝 | マイナビブックス

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週刊将棋

雨宮編集長のコゴト@光圀伝

2016.01.23 | 週刊将棋編集部

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久しぶりに読書報告。
 冲方丁『光圀伝』を文庫で読みました。主人公は水戸黄門こと、徳川光圀。徳川家康の孫にして御三家水戸藩二代藩主。テレビドラマの全国漫遊は史実ではありませんが、ぶっとんだところがあったのは確かなようです。
 とにかく、心を躍らせながら読み切りました。時代小説であり、青春小説であり、冒険活劇であり、ほんの少し純愛小説であり。これでもか、これでもかと叩きつけてくるような展開に、ぐいぐいと引き込まれました。
 冲方丁の作品は『天地明察』『マルドゥック・スクランブル』『マルドゥック・ヴェロシティ』と楽しませてもらっています。DVの報道があり、その後が心配です。新作に期待しています。

 水戸には行ったことがありませんが、『光圀伝』を読んで、一度行ってみたくなりました。来月の27日には将棋のイベントがありますが、土曜日なので行けません。お近くの人はぜひどうぞ。

 本紙もカウントダウン状態になってきました。本日校了した1/27号を含めて、あと10号です。編集部ではお別れ企画の仕込みに入っています。最後までお楽しみいただけるように、頑張ります。