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荒井記者の日々徒然・元湯陣屋

2015.03.18 | 週刊将棋編集部

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 第8期マイナビ女子オープンの挑戦者は上田初美女流三段に決定した。五番勝負は4月7日に開幕する。
 第1局は神奈川県秦野市の元湯陣屋で行われる。『将棋界の聖地』とも呼ばれる場所だ。元湯陣屋では第1期五番勝負から対局が行われ、今回で6回目。記者は週刊将棋の担当として、第1期から携わっている。写真は第1期の記念撮影だ(左から矢内理絵子女流名人、藤井猛九段、甲斐智美女流二段)。
 陣屋のロビーには、大山康晴十五世名人らの色紙や対局のパネルが飾られている。陣屋事件後に升田幸三実力制第四代名人から手渡されたという色紙にはマジマジと見入ってしまった。貴重なものが多く展示され、将棋界の歴史にも触れられる。
 女流棋士を間近で応援できるスポンサー募集も行われている。要綱はこちら。華やかで熱い戦いに期待です。