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荒井記者の日々徒然・A級最終局

2015.02.25 | 週刊将棋編集部

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 3月1日、「将棋界の一番長い日」と言われる、A級順位戦最終局が行われる。東京・将棋会館で5局一斉対局。大盤解説会も行われる。
 挑戦権争いは2敗の行方尚史、久保利明、3敗の渡辺明、広瀬章人の4人。勝敗によっては2~4人のプレーオフの可能性がある。もう一枠の降級は三浦弘行、森内俊之、郷田真隆の3人に絞られている。
 プレーオフなら第64期以来、9期ぶりとなる。そのとは羽生善治-谷川浩司戦。8勝1敗同士の戦いだった。
 3人プレーオフなら第61期以来。佐藤康光、羽生、藤井猛の3人で行われ、羽生が連勝で、挑戦権を獲得した。
 4人プレーオフなら第51期以来、22年ぶり。当時69歳の大山康晴が最終戦で、当時竜王を含む四冠だった谷川に完勝。2敗だった谷川、高橋が破れ、大山、南を含めた4人が3敗で並んだ。七番勝負は4者パラマス方式の1回戦から勝ち進んだ高橋が出場した。
 挑戦権にからむ4人はいずれも名人戦初登場となる。今期はどんなドラマがあるのだろうか。